神田日勝代表作を特別展示 道立近代美術館 「天陽くんの絵」見にきて

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神田日勝の作品「室内風景」を前に「現代社会に目を向けた日勝の姿を知ってほしい」と話す道立近代美術館の佐藤幸宏・学芸副館長

 札幌市中央区の道立近代美術館(北1西17)は、十勝管内などを舞台にしたNHK連続テレビ小説「なつぞら」で、俳優の吉沢亮さん(25)が演じる山田天陽のモデルになった十勝ゆかりの画家神田日勝の代表作「室内風景」(同館所蔵)を特別展示している。同館によると「『天陽くんの絵』を見たい」と、この1枚だけを見に訪れる人も多いという。

 作品は縦2.27メートル、横1.8メートルのベニヤ板に描かれた油絵。日勝が亡くなる直前の1970年に制作した。北海道新聞などの新聞紙が一面に張られた部屋に作者とみられる人物が座っている。これに似た作品はドラマでも登場した。

 「なつぞら」の放映で日勝の作品への問い合わせが増えたため、同館は8月から急きょ、常設展で公開を始めた。