日米印 共同訓練始まる 佐世保、30日からは洋上で

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合同記者会見に臨んだ(左から)ベリー少将、西脇海将補、ピッツ少将=護衛艦「かが」の甲板

 海上自衛隊と米国、インド両海軍の共同訓練「マラバール2019」が26日、佐世保市で始まった。10月4日まで。29日までは佐世保市で会議や乗組員同士の交流をする。30日からは佐世保周辺や関東南方での海空域での洋上訓練をする。
 海自によると、訓練は1992年に米軍とインド海軍が始めた。海自は2007年に加わり、今年で8回目。
 海自は護衛艦「さみだれ」「ちょうかい」「かが」の3隻、米海軍は駆逐艦「マッキャンベル」や潜水艦、インド海軍はフリゲート艦「サヒャドゥリ」などが参加する。
 「かが」艦内で開かれたセレモニーには、3カ国の乗組員ら約250人が出席。セレモニー後の会見で、インド海軍東部艦隊司令官のスリャ・ベリー少将は共同訓練について「互いの概念や訓練内容に理解を示しながら、相互性の運用強化を可能にする礎となる」と強調。米海軍第7潜水艦群司令のジェームズ・ピッツ少将は「3カ国にとって、インド太平洋地域の安全保障は安全と発展のためには欠かせない。年々、自然災害などの脅威の複雑性や複合性が増している」とした。
 訓練の想定国について、海自第4護衛隊群司令の西脇匡史海将補は「特定の地域を想定するものではない」と説明した。