ツインズが快勝 史上初のシーズン300本塁打を達成

【ツインズ10-4タイガース】@コメリカ・パーク

前日地区優勝を決めたツインズが、史上初となる快挙を成し遂げた。シャンパンファイトの翌日ということもあり、主力の大半を休養させたツインズだが、6対4と2点リードで迎えた7回表にジョナサン・スコープが23号2ラン。この一発により、ツインズはシーズン300本塁打を達成した史上初のチームとなった。その後、ウィリアンス・アストゥディーヨの4号ソロなどでさらにリードを広げたツインズは、10対4でタイガースに快勝し、今季99勝目を挙げて球団史上2度目となるシーズン100勝に王手。先発のデビン・スメルツァーが5回10安打3失点の粘投で今季2勝目(2敗)をマークし、タイガース先発のジョーダン・ジマーマンは5回途中7安打6失点(自責点4)で今季13敗目(1勝)を喫した。

大台到達となる今季チーム300本目のアーチを放ったスコープは「僕だけが歴史に名を刻んだわけじゃないよ。1人で300本のホームランを打つことはできないからね。僕たちはチーム全体で快挙を成し遂げて、歴史に名を刻んだんだよ」と語り、チーム一丸となって達成した快挙であることを強調。ただし、「300本目のホームランを打つことができたのはラッキーだった。それは素直に嬉しいよ」と嬉しそうな表情も見せた。試合は、「3番・三塁」でスタメン出場したアストゥディーヨが4号ソロを含む5打数4安打2打点4得点の大活躍を見せるなど、主力に代わって出場した選手たちの活躍によりツインズが10対4で快勝。明日からのロイヤルズ3連戦をスイープすれば、1965年の球団最多勝利記録(102勝)に並ぶことになる。

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