ユップ・ベヴィンが音楽担当 映画『楽園』サントラ発売決定

©Rahi Rezvani

心えぐられる衝撃作としてすでに大きな話題となっている映画『楽園』のオリジナル・サウンドトラック盤が10月16日に発売されることが決定した。

映画『楽園』は、『悪人』、『怒り』など、いま最も注目される作家・吉田修一の新たな最高傑作『犯罪小説集』を映画化したもので、2019年10月18日より全国で公開される。主演には綾野剛、若手筆頭株の杉咲花と、演技派・佐藤浩市が脇を固め、監督は『64-ロクヨン-』の瀬々敬久。

そして、音楽を手掛けたのはアップライト・ピアノから発するシンプルな音楽がストリーミングで圧倒的な支持を受けているコンポーザー・ピアニストのユップ・ベヴィン。普段からユップの音楽を聴いていたという瀬々監督の熱烈なラブコールによって実現した。今作には、ユップがリリースしてきたアルバムの中からの既存曲と、映画のために書き下ろした新曲「愛華」を含む全10曲が収録されている。さらに、デジタル・シングル『愛華/Aika』の全世界同時リリースも予定されている。

今回のオリジナル・サウンドトラック盤の発売にあたりユップは「この映画『園』の音楽を担当させていただくことを名誉かつ光栄に思います。オランダ人の僕にとって、一方で“初めて触れる異国の”作品でありながら、人間のレベルでは“どこかで知っている”と感じられる作品に関われたのは、かけがえのない体験でした。瀬々監督が僕の音楽の中に、この映画のストーリーを語る上で一助となる何かを感じてくださったことは、人と人が皆なんらかの形で繋がっていて、アートから互いに理解しあうものを見いだせることの、願わくば証なのだと信じています」と喜びを語った。

ユップ・ベヴィンは、2017年4月に最古のクラシック・レーベルで伝統の老舗ブランド、ドイツ・グラモフォンよりデビューしたオランダのコンポーザー/ピアニスト。よどみなく紡がれた音空間は、幅広い人々の心を瞬時にとらえ、とてもリラックスできる瞑想的な音楽を展開し続けている。

■商品情報

タイトル:『楽園 オリジナル・サウンドトラック/音楽:ユップ・ベヴィン』
発売日:2019年10月165日
品番:UCCG-1862
定価¥2,500+税
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〈収録楽曲〉
1)はじめから
2)432
3)リフレクション#2
4)はかなさ
5)はじめから(CFCF Rework)
6)贈り物
7)偏心
8)子供の魂
9)ハンギングD
10)愛華 ※新曲

■映画『楽園』2019年10月18日(金)全国ロードショー
https://rakuen-movie.jp/
配給:KADOKAWA

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