賀来賢人「芝居で感覚がつかめた」捜査一課メンバーが勢ぞろい!

日本テレビ系で10月13日スタートの連続ドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」(日曜午後10:30)のホームグラウンドとなる捜査一課のセットが完成し、スタジオ撮影の初日を迎えた。主人公の刑事・遊佐清春役の賀来賢人は「作りこまれた警察署の中や空気感がすごくすてきでしたし、碓氷班のメンバーが全員勢ぞろいしたので、芝居で感覚がつかめたのは大きいですね。まだ序盤なので、遊佐清春はどこまでテンション上げていいのか、声のトーンなども探りながら演じ始めました」とスタジオ初日の雰囲気を明かした。

ドラマは、直前数カ月の記憶を失って森の中で目を覚ました捜査一課の刑事・遊佐が、隣で遺体となって横たわっていた上司の女性刑事・碓氷薫(広末涼子)殺害の疑惑をかけられてしまうストーリー。証拠は消され、捜査内容も偽装され、遊佐を含めた刑事全員が容疑者となる中で、やがて事件は未解決の“10億円強奪事件”につながっていく“アンストッパブル”なミステリーが描かれる。

ドラマは9月上旬にクランクインし、遊佐が公安部のエース・才門要(井浦新)と激しくやりとりをするシーンや、碓氷が息子と過ごした日々の回想シーン、「パーリーピーポー!」が決めゼリフのファンキー刑事・名越時生(工藤阿須加)が暴れまわるシーンなどを順調に撮影。

新たにスタジオに完成した捜査一課のセットでは、遊佐をはじめ、捜査一課長の南武修介(北村一輝)、刑事の江國光成(杉本哲太)、高砂明海(立花恵理)ら碓氷班のメンバーもそろっての撮影がスタート。先日、誕生日を迎えた井浦のバースデーサプライズも行われ、緊張感のある芝居を繰り広げつつ、和やかなムードに包まれた。

賀来は「南武修介(北村)との関係性ついて、北村さんが話す場を設けてくれて、監督とも共有できたのですごくいい話し合いをしながら進められています。台本の文字で見た時より、演じてみると、遊佐清春はより人間的だし、その魅力を膨らませる方法がすごくあるキャラクターだと感じていて、彼のクールだけじゃない部分も表現できると思っています。演じていくうちにもっとアイデアが出てくるオリジナル作品だと思うので、オンエアを楽しみにしていただけたらと思います」と手応えをにじませていた。

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