夏服盗んだ海自2等海士を懲戒処分 「予備が欲しかった」

海自横須賀地方総監部

 同僚の夏服を盗んだとして、海上自衛隊は27日、横須賀教育隊の男性2等海士(19)を停職10日の懲戒処分にした、と発表した。

 海自横須賀地方総監部によると、海自の規則で、夏服は防衛省が上下1着を支給すると定められている。2等海士は4月6日、同隊の寝室で、同期の隊員の夏服の上着1着を盗んだ、としている。2等海士は「夏服が1着しかないため、生活に支障を感じ、予備の夏服が欲しくてやった」と話している。

 海自警務隊は今後、2等海士を窃盗の疑いで横浜地検横須賀支部に書類送検する予定。

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