食事の席では美しく見える振る舞いを
ワンランク上のレストランで贅沢なディナー。
誰もがワクワクしてしまうひとときです。そんなとき、せっかくならスマートな振舞いでその場をより一層華やかな空間に演出したいものです。
今回は、レストランに入ったときから飲み物のサービスまでの流れで意識したい美のポイントをまとめてご紹介します。
どれもすぐに取り入れられることばかり。これを読んだら早速実践してみてくださいね。
それでは早速スタートしましょう!
ポイント1 食事の前から美しい振る舞いは始まっている
席について料理が運ばれてきてからが、「さぁ!お楽しみの食事タイム!」と、いうわけではありません。
素敵なひとときは料理を食べる前から始まっているのです。
まず気をつけたいこと。
それは楽しい食事の時間を過ごす環境をきちんと整えてから席に着くと言うことです。
食事中や食後すぐに化粧室へ行くことはできるだけ避けたいもの。
テーブルへ案内される前に素早く化粧室ヘ行き、これから始まる素敵な時間に備えることをおすすめします。
同時に、髪や服装もきちんと整えてしまいましょう。
ポイント2 以外と戸惑う!?女性が座る席のホント
ズバリ結論からお伝えします。
サービススタッフが最初に引いた椅子や示した席に座ってください!
スタッフ2名が同時に椅子を引くような状況の場合は、通路や出入り口から離れている居心地のいい席(つまり上席)が女性の座る席です。
男性を立てる習慣のある日本人女性はついつい混乱しがちですが、レストランはレディーファースト。
堂々と上席に座っちゃいましょう!
ポイント3 ナプキンの扱い方
やっと席に着いたところでさらなる疑問が。
テーブルの上のナプキンは一体いつ取るのが美しい流れと言えるでしょうか。考えたことはありますか?
席に着いてすぐにナプキンを広げるのも何だか食い意地が張っているように見られそう。
しかし、のんびりしているとアミューズが運ばれてきて慌ててナプキンを取ることになり、それも美しくはありません。
ということでベストな時期は“そろそろ食前酒が運ばれてくるかな”というくらいのタイミング。
それくらいのタイミングで二つ折りにしたナプキンを膝に置くのが、違和感を感じさせない流れと言えるでしょう。
あまり考えすぎてしまっては、食事の前から疲れてしまいますが、何となく、まわりの様子、空気を感じ取る余裕が美しさに繋がります。
さて、次はいよいよお酒が運ばれてきました。
ポイント4 ちゃんとできてる!?美しいお酒の飲み方
注がれている時も、実は見られているということを意識しましょう。
ワインやシャンパンを注がれているとき、一体自分がどんな姿勢でどんな表情をしているか、あまり考えたこともないのではないでしょうか。
ついつい体をグラスから少しだけ避けてしまう、なんてことはありませんか。
無意識のうちにやっている可能性がありそうなことです。
これは、「こぼされてしまいそう!」という態度に見えることもあるようなので、実はNG!!
グラスにドリンクが注がれる時間は、とても繊細で静かな時間が流れています。
だからこそ、ほんの少しの動作が目についてしまいやすいのですね。
乾杯のときはグラスを合わせずそっと持ち上げて「乾杯」!と目を合わせる。
これも薄いグラスを割ってしまうことのないように配慮した美しい振る舞いです。
そして意外と盲点なのが飲み方。
喉ぼとけを相手に見せて飲む姿は、美しくありません。
特に海外では要注意!
少しだけ斜めに顔をずらして飲むのが美しい姿勢です。
想像しても明らかいこちらの方が美しい女性に見えると思いませんか!?
美しい振る舞いは女性を何倍にも輝かせてくれる!
メイクをして、お気に入りの洋服を着て、素敵なレストランに行く。グンと気持ちが盛り上がるひとときです。
そしてそこでの美しい振る舞いは、女性を何倍にも輝かせてくれる不思議な力があります。
今回は、4つのポイントをご紹介しました。
次回は、食事中からお店を出るまでの美しいマナーについてまとめていきたいと思います。