日本ではレア マスタード秋色 更別の小谷さん、毎年試行錯誤

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澄み切った青空の下、コンバインが収穫する=4日

 【更別】国内でも少量しか生産されていない食用のイエローマスタード(シロガラシ)の種の栽培に、上更別の農業小谷広一さん(68)が取り組んでいる。収穫した種は出荷先で粒マスタードなどに加工されており、好評を得ている。

 京都市の焼き肉店「南山」では、昨年10月から小谷さんの種で自家製の粒マスタードを作っている。同店の楠本貞愛(ていあい)社長(63)は「程よい辛みと食感が赤身の和牛の味を引き立て、お客さんに大好評です」と太鼓判を押す。

 小谷さんが栽培を始めたのは4年前。小麦やビート、ジャガイモといった十勝型の輪作作物を生産する一方、消費者と直接つながる作物を育てたいと、以前から菜種や亜麻の栽培に取り組んでいた。