氷見高で校歌碑除幕 創立10周年

除幕された校歌碑を囲む関係者

 氷見高校(大崎武治校長)の校歌碑除幕式は27日、同校の前庭であり、生徒らは伝統を築いていく思いを新たにした。

 同校は2010年に旧氷見高校と有磯高校が統合して開校し、新しい校歌ができた。これまで旧氷見、有磯両高の校歌碑は前庭にあった。今回、黒御影石(横2メートル、縦1メートル)に元氷見高校教諭の書家、中村竹城さん=氷見市比美町=が揮毫(きごう)。創立10周年記念事業として実行委員会が寄付した。

 同窓会長でもある北鹿渡文照実行委員長が「校歌は学校を象徴する。立派な碑ができてうれしく思う」とあいさつ。生徒会長の永井春花さん(2年)が「校歌を歌い継ぎ、新たな氷見高校を切り開いていく」と述べた。

 教育振興会長やPTA会長らが加わって除幕し、生徒が祝いの獅子舞を披露した。実行委は体育館に大型電動スクリーンも贈った。

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