ペットボトル原料の繊維を本格化

東レ、手触り良く用途拡大

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ペットボトルから作られた繊維の原料

 東レは、回収された使用済みペットボトルを原料とした繊維を扱う事業を本格化する。従来品と比べて色や手触りの良い繊維を生産する技術を開発し、来年1月から販売を始める。婦人服やスポーツウエアといった幅広い用途を想定しており、関連事業の売上高を現状の15億円程度から、2025年に500億円への拡大を目指す。

 これまでペットボトル原料の繊維は、混入した異物やボトルの劣化が原因で色が黄ばんだり形状に制限があったりして、用途が作業服などに限られていた。東レは、異物を取り除くフィルターや洗浄の技術に強みを持つ協栄産業(栃木県)と協力。多様な繊維を生産できるようになった。