メッツ・アロンゾがシーズン52本塁打のメジャー新人タイ記録

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日本時間9月28日、本拠地シティ・フィールドで行われたブレーブス戦で、ピート・アロンゾ(メッツ)は2点ビハインドの1回裏にレフトへの52号ソロを放った。この一発によりアロンゾは2017年のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)と並ぶシーズン52本塁打のメジャー新人タイ記録を樹立。嬉しそうにベースを一周したアロンゾは、本拠地のファンからの大歓声にカーテンコールで応えた。

24歳の新人スラッガー、アロンゾがついにジャッジの新人記録に並ぶ一発を放った。アロンゾは現在、エウヘニオ・スアレス(レッズ)に3本差をつけて本塁打数メジャートップに立っており、新人選手が本塁打数でメジャー単独トップのままシーズンを終えると、長いメジャーリーグの歴史のなかで史上初の快挙となる。1906年のティム・ジョーダン(スーパーバス=現ドジャース)と1987年のマーク・マグワイア(アスレチックス)も新人で本塁打王のタイトルを手にしているが、12本塁打のジョーダンはハリー・デービス(アスレチックス)と同数、49本塁打のマグワイアはアンドレ・ドーソン(カブス)と同数であり、本塁打数はメジャー単独トップではなかった。また、アロンゾは今季119打点となり、マイク・ピアッツァとデービッド・ライトが持つ球団記録まであと5打点に迫っている。

昨季マイナー2階級合計で36本塁打、119打点、OPS.975の好成績をマークし、大型スラッガーとして注目を集めたアロンゾだったが、打率は3割に満たず(.285)、128個の三振を喫していたことから、メジャーレベルの投手への対応力を疑問視する声も上がっていた。しかし、今春のオープン戦で打率.352、4本塁打、OPS1.006をマークして開幕ロースター入りを勝ち取ると、4月だけで9本塁打を放ち、月間最優秀新人に選出。5月は打率.232ながら10本塁打を記録し、打率.307、9本塁打、OPS1.089と調子を上げた6月には再び月間最優秀新人に選出された。その後、7月に打率.177と調子を落としたものの、8月に8本、9月に10本のアーチを架け、ついにジャッジの新人記録に到達。メジャーリーグの歴史に名前を刻むことになった。

ナ・リーグ新人王の受賞はほぼ当確と見られているアロンゾ。本拠地シティ・フィールドでのブレーブス戦、残り2試合でさらなるアーチを架け、ジャッジの記録を更新することができるか注目だ。