県産米味わい音楽楽しむ まちなかミュージック&フードフェス

食事を楽しむ観客の前で歌うCHIKOさん(中央)=富山城址公園

 富山市中心部で音楽とグルメを提供するイベント「まちなかミュージック&フードフェスティバル2019#おとめし」が28日、富山城址公園をメイン会場に始まった。子どもからお年寄りまでが、県内の人気グルメやミュージシャンのステージを楽しんだ。29日まで。

 富山城址公園芝生広場には、ますずしや氷見牛の串焼き、スイーツなど約40店の飲食ブースが並んだ。炊きたての県産米が振る舞われ、来場者は茶わんを手に焼き肉やギョーザなどを買い求めた。特設ステージでは、歌手のCHIKOさんら3組のミュージシャンが歌や演奏を披露した。

 子どもたちと来場した富山市藤木の会社員、増山智英さん(40)は「いい音楽を聴きながら食べるとおいしい」と笑みを浮かべた。

 市内電車環状線では、乗客が地酒を飲み比べながら電車に揺られる「SAKEトラム」が運行された。

 29日は、特設ステージに5組が出演。環状線では、車内でアーティストがライブを行う「OTOトラム」が走る。

 富山地方鉄道、富山市民プラザ、大手モール振興会、ユウタウン会、北日本新聞社でつくる実行委員会が主催。

迫力ある音を響かせた音楽ステージ
味自慢の店が並んだグルメブース
会場ではご飯が無料でふるまわれた
楽器を体験する子どもたち
芝生の会場でのんびりと食事
伸びやかな歌声を響かせるCHIKOさん

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