「10年前の神童TOP50」全くブレイクできなかった選手たち

世界のサッカーを網羅するPCゲーム「Football Manager」。プロのクラブもこれから情報を得ることがあるというほどだ。

『Mirror』は、「Football Managerの2009年版で最も優れた若手選手と評価されていた50名は今何をしているのか」という記事を掲載していた。その中からブレイクできなかった13名をご紹介する。

アルマン・トラオレ

モナコから16歳でアーセナルに移籍したDF。期待の左サイドバックとしてユヴェントスにローン移籍したこともあるが、ほとんど活躍できず。アーセナル退団後はQPR、ノッティンガム、カーディフを経てトルコへ。

ジャック・ロドウェル

エヴァートンでは16歳でトップデビューし、大きな注目を集めた。2008-09シーズンにはレギュラーとして活躍するも、その後移籍したマンチェスター・シティで苦戦。その後サンダーランド、ブラックバーンと渡り歩き、28歳で無所属に。

ラファエウ・カリオカ

グレミオで若くして台頭したボランチ。2008年末にスパルタク・モスクワに移籍してブレイクが期待されたが、それなりの活躍に終わった。帰国した後はアトレチコ・ミネイロでプレーし、現在はメキシコのプーマス所属。

ラウタロ・アコスタ

ラヌースで若くして大きな注目を集めたFW。2008年にセビージャへ移籍したもののいきなり大きな怪我を負い、活躍できないままスペインを去ることになった。2013年にラヌースへ復帰し、そのままずっと所属している。

パヴェル・ママエフ

CSKAモスクワで若くして存在感を示していたママエフ。ロシア代表としても15試合に出場したが、ロシア貿易商の役人を暴行したことで今年5月に懲役17ヶ月の実刑判決を受けた。

イスマイル・アイサティ

19歳でPSVからアヤックスに移籍するというウルトラCを経験したアイサティ。名門で10番を与えられたが、怪我や病気もあって苦戦が続き…。その後はトルコやロシアでプレーしている。

ファウスト・ロッシ

ユヴェントスの下部組織で育成された期待のMFだったが、結局トップでは出場ゼロ。多くのクラブをローンで渡り歩いたあと、2017年にトラーパニへ放出された。ルーマニアを経て今年帰国し、3部のレッジアーナに所属している。

ロドニー・スナイデル

あのウェスレイ・スナイデルの弟。兄にレアル・マドリー行きを進められるほど才能豊かだったが、プロではほとんど活躍できず。2017年に若くして引退し、アマチュアリーグのDHSCというクラブでプレーしている。

アンデルソン

若くしてマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれたことで知られるブラジル人MF。イングランドではかなりチャンスを与えられたものの飛躍することができず。今年現役を引退している。

ルイ・フォンテ

スポルティングから16歳でアーセナルに加入。天才ストライカーとして評価されたが台頭できず。スポルティングに復帰した後様々なクラブを渡り歩いたが、ポルトガル国内以外ではなかなか結果が出ない。

バルトシュ・サラモン

196cmの体格を誇ったポーランド人選手。16歳でブレシアの下部組織に入りイタリアで育った。2013年にはミランに引き抜かれたが…。現在はSPALでプレーしているが、そこでも定位置は掴めていない。

ハリス・ヴチキッチ

このTOP50で最も若い15歳だったヴチキッチ。ドムジャーレからこの年ニューカッスルに引き抜かれたが、様々なクラブにローン移籍を繰り返すことになった。2017年からは中村敬斗と同じトゥウェンテでプレーしている。

ケイリソン

ブラジルの天才ストライカーとして高い評価を受けたケイリソン。バルセロナにやってきたときは神童と評価されたが、ベンフィカやフィオレンティーナへのローンで成功できず…。昨季2部のロンドリーナでプレーした後は無所属。

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