流行の発信地「銀座」にある老舗は、なぜ続けられているの?

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いまや多くの高級店が揃う東京・銀座。そこにある老舗のお店には、100年近く続くものもあります。

それらのお店は何故、時代の波に飲み込まれることなく、暖簾を守ることができたのでしょう?

老舗① 日本最古のビヤホール「銀座ライオン」

昭和9年開業の「銀座ライオン」。
お店の外壁は新しくなっているものの、店内は開業時のままで、日本最古のビヤホールです。

“耐火建築”という先人の教えが生きたこともあり、戦時の空襲にも耐えたお店。

アンティークな店内で飲むこだわりのビールは、専属の職人さんが注いでおり、温度管理にも細心の注意を払っています。
泡にはビールの旨味を閉じ込める役割があるそうで、お店で楽しめるビールは、泡とビールの黄金比3:7を実現したもの。

常連のお客さんも沢山おり、学生の頃から通っているというお客さんからは「それまではビールは苦いと思っていた。ところがここへ来たら本当に美味しいんだ」という声も。

老舗② あんぱん発祥のお店「銀座木村家」

明治から続く「銀座木村家」は、あんぱん発祥のお店です。
「桜あんぱん」は明治8年に、明治天皇へ献上するために作られました。

桜の塩漬けの塩味がこしあんと絶妙にマッチした一品で、地方から買いに来るお客さんもいるほど。
このあんぱんは、銀座の一等地にある店舗の7階工場で作られており、1日5000個ほど焼いています。

木村家の代表取締役である木村さんに暖簾を守れた秘訣を聞いてみると、「銀座にあったからこそ続けてこられた。銀座のみなさんは本物を知っていらっしゃる方。そこで商売をする上で下手なものは出せない」という返答が。

“本物を知る人たちに向けて、品質の高いものを出す”。
こうした思いがあるからこそ、銀座にある老舗は令和になった今でも親しまれているのかもしれません。

お店情報

銀座ライオン 銀座七丁目店
住所:中央区銀座7丁目9-20 銀座ライオンビル

銀座木村家
住所:中央区銀座4-5-7

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