アストロズ・バーランダー 今季300奪三振&通算3000奪三振を達成

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日本時間9月29日、敵地エンゼル・スタジアムでのエンゼルス戦に先発したジャスティン・バーランダー(アストロズ)が2つのマイルストーンに到達した。試合開始前の時点で今季288奪三振・通算2994奪三振としていたバーランダーは、4回裏一死走者なしの場面でコール・カルフーンからこの試合6個目の三振(カルフーンは振り逃げで出塁)を奪い、史上18人目となる通算3000奪三振を達成。さらに、6回裏一死走者なしの場面では再びカルフーンからこの試合12個目の三振を奪い、自身初となるシーズン300奪三振の大台にも到達した。

通算3000奪三振とシーズン300奪三振を同じ試合で達成したのは、実はバーランダーが初めてではない。2000年9月10日(現地時間)にランディ・ジョンソンがこの快挙を成し遂げており、バーランダーは史上2人目となった。また、アストロズでは、今季ゲリット・コールが316奪三振を記録しているが、チームメイトによる「シーズン300奪三振コンビ」の誕生は史上2例目。2002年のダイヤモンドバックスのジョンソン(334奪三振)とカート・シリング(316奪三振)に次ぐ快挙達成となった。

通算3000奪三振を達成した過去17人の投手のうち、アメリカ野球殿堂入りを果たしていないのは、現在も投票対象となっているロジャー・クレメンス(4672奪三振)とシリング(3116奪三振)、そして今季限りでの現役引退を表明しているCCサバシア(3093奪三振)の3人だけであり、バーランダーは殿堂入りへの切符を手にしたと言っても過言ではないだろう。ちなみに、通算3000奪三振と3度のノーヒッターを達成している投手は、長いメジャーリーグの歴史のなかでノーラン・ライアンとバーランダーの2人だけである。

バーランダーの6回12奪三振3失点の力投もあり、アストロズは6対3でエンゼルスに勝利。バーランダーは今季21勝目(6敗)をマークし、アストロズは今季106勝目を挙げたが、この結果、今季のメジャー最高勝率チームであることが確定した。よって、アストロズはポストシーズン全体を通してホームフィールド・アドバンテージを得ることになる。メジャー有数の強力打線に加え、バーランダー、コール、ザック・グレインキーという最強の先発三本柱を擁するアストロズが、2017年以来2年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げることができるか注目だ。