BC栃木が信濃を破り初優勝! 元中日若松7回無失点、元ヤクルト飯原がソロと活躍

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BC栃木が初優勝を決めた【写真:細野能功】

栃木が信濃を4-1で勝利し通算3勝1分けでリーグ初優勝

 栃木が初めてリーグの頂点に立った。ルートインBCリーグの年間王者を決めるリーグチャンピオンシップ(5回戦制)第4戦は、29日栃木県小山市の小山総合運動公園野球場で行われ、リーグ参戦3年目で後期に初優勝した東地区の栃木が4-1で西地区優勝の信濃を破り、3勝1分けでリーグ初優勝した。

 先発のエース若松は8回ペレスに一発を浴びたが、7回までは2安打無失点と好投。打線も3回に先頭・橋本が歩くと、信濃のエース左腕・福地から野崎がきっちり送り、1番・内山翔が三塁線を破る先制の適時二塁打。5回も先頭・松井の右翼線二塁打、橋本が投前バントを成功させて、野崎が中犠飛を放ち追加点。

 6回にも2死二、三塁から原田の遊撃内野安打でさらに1点を加えた。8回にはDHで先発した飯原兼任打撃コーチが中堅へダメ押しのソロアーチでVを決定付けた。

 信濃に連勝して王手をかけた28日の第3戦は1-4の劣勢から追いつき、延長10回にソロアーチで再びリードされたが、その裏押し出しで追い付き、引き分けに持ち込んだ粘りは第4戦でも健在だった。

 就任1年目で栄冠を勝ち取った巨人OBの寺内崇幸監督は「先制、中押し、ダメ押しと理想的な野球はそうできるものではない。うちの野球はホームランで点を取る場面は少ない。バントをきっちりやるとか、投手を含めて、常に全員でひとつのアウトをとりにいく粘りの野球」と話していたが、“寺内野球”が浸透して、初の歓喜を味わった。栃木は10月5日からスタートする独立リーグ日本一を決める戦い、グランドチャンピオンシップで四国ILの覇者・徳島と対戦する。(細野能功 / Yoshinori Hosono)