2019年F1第16戦ロシアGP予選で10番手~6番手に入ったドライバーたちが予選日を振り返った。
■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド 予選=10番手
今週末は速さを発揮できずにいたので、それを思えばQ3進出というのはとてもいい結果だと思う。目標を達成できた。
Q1で1セット余計にタイヤを使わなければならず、それによってQ3では新品タイヤでのランが1回しかできなかった。そのラップが10番手の速さしかなかったわけなんだ。
明日はもっといい結果を出したい。ポイントを穫れる位置にいるから、それを目指していく。ニコ(・ヒュルケンベルグ)の予選は大したものだったね。彼は今週末ずっと速いんだ。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=9番手
FP3以降、風が強くなって、セッション序盤はバランスが崩れてしまい、とても苦労した。でもいい予選になったと思う。
ようやくQ3に戻ってこられてうれしいよ。コーナーごとにバランスが全然違っていたので、調整可能なフロントウイングがあれば助けになったのかも。真面目な話、今のハイブリッドカーは、風の影響を受けやすくて、それがいつも問題になり得るんだ。
高い競争力を発揮することができてよかった。レースペースの手応えもよかったから、明日、いいレースをしたいと思っている。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=8番手
有利なスタート位置を手に入れることができた。いい予選だったよ。最初から最後まで感触がよくて、路面が改善するに従って、マシンも向上していった。ただ、シンガポールの時みたいに、1周を決めることができなかった。うまくまとめられなかったんだ。
Q3最後のプッシュラップで小さなミスがあったけど、この結果には満足だよ。マックス(・フェルスタッペン)のペナルティによって7番手からスタートできるしね。
チームにはとても感謝している。このコースに来ているスタッフにも、ウォーキングのファクトリーで働くスタッフにも、全員にありがとうと言いたい。昨日はうまくいかなかったけど、今日、とてもいいマシンを用意してくれた。
■ルノーF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=7番手
いい予選だった。クリーンで整ったラップを走り、セッションを通して改善していき、その結果、トップ10に入ることができた。今週末は序盤からマシンの感触がいいから、快適に走れている。
カルロス(・サインツJr.)より上ならうれしかったんだけどね。中団は今回も接戦だった。そのことを受け入れつつ、明日はポイント獲得をかけて戦うよ。いい仕事ができた一日だった。
■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 予選=6番手
いい一日だったよ! コースに出ていくたびに改善し、コンディションに順応していけた。チーム全体の助けがなければ、あのアタックラップを走るのは不可能だったと思う。皆に感謝したい。昨日は初めの段階では苦労していただけに、明日に向けてグリッド5番手を確保できたなんてすごくうれしい。
僕らは順応し、進歩し、困難から立ち直る方法を見つけ出した。つまりマシンを理解するうえで、とても良い仕事をしているといえるだろう。
5番手からのスタートを楽しみにしている。僕らには良い結果を出すだけの力があるはずだからね。今日は全員を祝福したい。