西武森、捕手史上4人目の首位打者 野村克也以来54年ぶり快挙に歓喜「内容あった」

首位打者を獲得した西武・森友哉【写真:荒川祐史】

打率.329で自身初のタイトル獲得「いいところで打つことができた」

 プロ野球パ・リーグは29日のオリックス-ソフトバンク戦でレギュラーシーズンの全日程が終了し、個人タイトルが確定。パ・リーグ2連覇を達成した西武は打撃部門を席巻し、森友哉捕手が捕手としては史上4人目の首位打者に輝く快挙を達成した。

 森は打率.329をマーク。終盤戦はオリックスの吉田正尚外野手とのデッドヒートとなったが、29日のソフトバンク戦で1安打を放ち.322で全日程を終えたライバルを上回った。

 捕手の首位打者は、野村克也(南海、1965年)、古田敦也(ヤクルト、1991年)、阿部慎之助(巨人、2012年)に続く史上4人目。パ・リーグ捕手では野村以来、54年ぶりの快挙となった。

 森は球団を通じて「今年は1年通してキャッチャーとして試合に出していただいた中で、首位打者のタイトルを取ることができ、本当にうれしく思います。今季のヒットを振り返ると、いいところで打つことができたと思いますし内容があったと思います。これから続く大事な戦いでも、いいところで打ちたいです!」とコメント。自身初タイトルの喜びを噛み締めた。(Full-Count編集部)

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