京阪 ケーブルカー車内放送の一部をリニューアル 「京阪電車発車メロディコレクション2019」も発売

写真:京阪電気鉄道株式会社

京阪鋼索線の通称は明日2019年10月1日(火)より「男山ケーブル」から「石清水八幡宮参道ケーブル」に、それにあわせて駅名も変更となります。これを記念し、京阪電車のケーブルカーの車内放送も一部リニューアルします。

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通称・駅名変更に伴いナレーション(藤みさき氏)を再収録。また数多くの鉄道会社で実績のあるクリステル・チアリ氏を英語放送のナレーターに起用、楽曲に乗せてお送りするとのことです。

新規楽曲も2曲追加。現在は季節にあわせて全六種類のメロディが奏でられていますが、今回は「桜」の季節用のオリジナルメロディを追加し、2020年以降の春季に放送予定。上り列車内で放送される曲のタイトルは「FUKUYOKA」(放送時間約2分50秒)、下り列車は「URARAKA」(放送時間約2分40秒)です。

作曲した向谷実氏によれば、ベース奏者は元カシオペアの櫻井哲夫氏、箏奏者に山本亜美氏を迎え、和洋それぞれの楽器の特性が絡み合う音楽になったといいます。

部数限定、鋼索線パンフレット進呈

石清水八幡宮参道ケーブル ケーブル八幡宮口駅(現:男山ケーブル八幡市駅)にて、ケーブルカー利用者に石清水八幡宮参道ケーブルの誕生を記念して制作した「鋼索線パンフレット」を進呈します。

2019年6月に外装・内装デザインをリニューアルした鋼索線車両のデザインコンセプトや車両の諸元、鋼索線の歴史を取りまとめたもので、サイズはA3二つ折り。

東京日比谷公園で開催される第26回「鉄道フェスティバル」(10/12~10/13)での配布も予定しているとのことですが、数に限りがあるため無くなり次第終了となります。

京阪電車発車メロディコレクション2019発売

2019年10月12日(土)より、「京阪電車発車メロディコレクション2019」を発売。

画像:京阪電気鉄道株式会社

2016年に発売した同コンセプトのCD(「京阪電車発車メロディコレクション 2016」)の曲を厳選したうえで、石清水八幡宮参道ケーブルのリニューアルに伴い新たに制作された「桜」の季節用の車内BGM2曲、さらに快速特急「洛楽」専用の発車メロディ11曲を追加収録しています。

【追加収録曲一覧】
・FUKUYOKA(石清水八幡宮参道ケーブル 桜上り)
・URARAKA(石清水八幡宮参道ケーブル 桜下り)
・KIRAYAKA(上り快速特急「洛楽」)
・HANAYAKA(下り快速特急「洛楽」)
・中之島(上り快速特急「洛楽」)
・淀屋橋(上り快速特急「洛楽」)
・天満橋(上り快速特急「洛楽」)
・京橋(上り快速特急「洛楽」)
・三条(上り快速特急「洛楽」)
・出町柳(下り快速特急「洛楽」)
・三条(下り快速特急「洛楽」)
・京橋(下り快速特急「洛楽」)
・天満橋(下り快速特急「洛楽」)

価格は2,300円(税込)。京阪百貨店守口店6階玩具売り場やアンスリー4店舗、関西ツーリストインフォメーションセンター京都、それに通信販売のe-kenetマーケットでも取り扱い予定。

前述の「鉄道フェスティバル」および10月20日(日)に寝屋川車両基地で実施される「ファミリーレールフェア2019」でも発売します。

鉄道チャンネル編集部

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