2019年レギュラーシーズン タイトルホルダーが確定

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日本時間9月30日、2019年のレギュラーシーズンが終了し、各部門のタイトルホルダーの顔ぶれが確定した。53本塁打を放ったピート・アロンゾ(メッツ)は、新人では史上初となる単独でのメジャー本塁打王に輝き、48本塁打を放ったホルヘ・ソレアー(ロイヤルズ)は球団史上初のシーズン40本塁打を達成しただけでなく、球団史上初のリーグ本塁打王となり、さらにキューバ出身選手によるシーズン本塁打記録も更新。自打球による右膝蓋骨骨折により戦列を離れているクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)は、ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)との接戦を制し、僅差(イェリッチ.3292、マーテイ.3286)で2年連続の首位打者に輝いた。

◆首位打者

ア・リーグはティム・アンダーソン(ホワイトソックス)が打率.335で初タイトル。ホワイトソックスの選手が首位打者のタイトルを手にするのは1997年のフランク・トーマス以来だが、15四球は歴代の首位打者のなかで最少の数字となった。ナ・リーグはイェリッチが打率.329で2年連続のタイトル。ナ・リーグの2年連続首位打者は、1998~99年のラリー・ウォーカー以来である。

◆本塁打王

ア・リーグはソレアーが球団史に残る本塁打量産を見せ、48本塁打で初タイトル。ナ・リーグはアロンゾが53本塁打を放ち、メッツの球団記録とメジャーの新人記録を更新してタイトルを手にした。

◆打点王

ア・リーグはホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)が123打点で初タイトル。ホワイトソックスの選手が打点王に輝くのは、1972年のディック・アレンに次いで2人目である。ナ・リーグはアンソニー・レンドン(ナショナルズ)が126打点を叩き出し、球団のワシントンD.C.移転後では初の打点王に。前身のエクスポズ時代も含めると、1984年のゲーリー・カーター以来となる。

◆盗塁王

ア・リーグはマレックス・スミス(マリナーズ)が46盗塁で初タイトル。マリナーズの選手が盗塁王のタイトルを手にするのは、1987年のハロルド・レイノルズと2001年のイチローに次いで3人目である。ナ・リーグはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が37盗塁で初タイトル。史上5人目の「40-40」達成にはあと一歩及ばなかった。

◆最多勝

ア・リーグはジャスティン・バーランダー(アストロズ)が21勝で自身3度目のタイトル。今季21勝目をマークしたシーズン最終登板では、シーズン300奪三振と通算3000奪三振を達成した。ナ・リーグはスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が18勝で初タイトル。勝利数のほか、投球イニング数、奪三振などでキャリアハイを更新する充実のシーズンとなった。

◆最優秀防御率

ア・リーグはゲリット・コール(アストロズ)が防御率2.50をマークして初タイトル。ちなみに2位はチームメイトのバーランダー(防御率2.58)だった。ナ・リーグは柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)が防御率2.32で初タイトル。7イニング以上を無失点に抑えた登板は、メジャー最多の10度を数えた。

◆奪三振王

ア・リーグはコールが326個の三振を奪って初タイトル。最優秀防御率との二冠に輝き、バーランダー(300奪三振)とともに史上2組目となる「チームメイトによる300奪三振コンビ」を形成した。ナ・リーグはジェイコブ・デグロム(メッツ)が255奪三振で初タイトル。防御率2.43はリーグ2位の数字であり、2年連続サイ・ヤング賞の可能性も十分にある。

◆セーブ王

ア・リーグはロベルト・オスーナ(アストロズ)が38セーブで初タイトル。アストロズの選手がセーブ王に輝くのは、2008年(当時はナ・リーグ中部地区に所属)のホゼ・バルベルデ以来であり、ア・リーグ移籍後では初めてである。ナ・リーグはカービー・イエーツ(パドレス)が41セーブで初タイトル。パドレスの選手がセーブ王のタイトルを手にするのは、2009年のヒース・ベル以来となった。