週間最優秀選手にアストロズ・コールとカブス・ハップが選出

日本時間10月1日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン最終週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはゲリット・コール(アストロズ)、ナ・リーグはイアン・ハップ(カブス)が選出された。意外なことに、コールはメジャー7年目にして週間最優秀選手を初受賞。一方のハップも、メジャー3年目で初の週間最優秀選手に選出された。

コールは、シーズン最後の2先発を7回14奪三振無失点、5回10奪三振1失点と見事なピッチングで締めくくり、自身初の週間最優秀選手に選出された。この2試合を含めて9試合連続2ケタ奪三振となったコールは、メジャー新記録を樹立。防御率2.50で最優秀防御率のタイトルを獲得し、326奪三振も両リーグ最多。2002年にランディ・ジョンソン(当時ダイヤモンドバックス)が334奪三振を記録して以来の数字であり、同僚のジャスティン・バーランダーとともに、サイ・ヤング賞の有力候補となっている。

ハップは、6試合に出場して両リーグ最高のOPS1.636をマークし、週間最優秀選手を初受賞となった。打率.455と10打点はリーグトップの数字であり、4本塁打を放つ見事な活躍を披露。メジャー3年目の今季はマイナー生活が長く、自己最少の58試合にしか出場できなかったものの、最終週の大活躍によりシーズン通算の打率を自己ベストの.264、OPSも同じく自己ベストの.898まで向上させ、最高の形で2019年シーズンを終えた。

© MLB Advanced Media, LP.