来春採用 岡山県内企業で内定式 学生ら社会人へ決意新た

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内定通知書を受け取る学生たち=中国銀行本店

 2020年春卒業予定の大学、短大、専門学校生らに対する企業の採用内定が1日、解禁された。岡山県内の企業でも内定式が行われ、学生らが社会人となる決意を新たにした。

 午前10時すぎから本店で式を開いた中国銀行(岡山市北区丸の内)では、西宇建雄執行役員人事部長が「当行の将来を担う優秀な人材を採用でき、大変うれしい」とあいさつ。136人(男性69人、女性67人)の内定者一人一人に内定通知書を手渡した。

 関西大4年生(22)は「半年後の入行に向け、学業やアルバイトなど今しかできないことに精いっぱい取り組みたい」と話していた。

 県内ではこの日、菓子製造販売の源吉兆庵ホールディングス(同幸町)やオハヨー乳業(同市中区神下)も内定式を行った。

 経団連は指針で、正式な内定は10月1日解禁と決めているが、一部の加盟企業は春先から実質的な内定を出すなど日程が形骸化している。経団連は指針を廃止し、通年採用を拡大する方針で、就職活動日程のルールを主導するのは今年が最後。21年卒からは政府が日程ルールを主導する。

 就職支援会社・シーズ(同市北区厚生町)は「岡山県内でも年々日程の流動化が進んでおり、内定式の意義が薄れ、取りやめた企業まであるようだ」としている。