オールブラックス元選手が小学生指導 横浜でラグビー教室

ニュージーランド元代表選手らにラグビーの技術を学ぶ児童=横浜市栄区

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で熱戦が続く中、屈指の強豪として知られるニュージーランドの元代表選手らを招いたラグビー教室が9月28日、横浜市栄区の市立上郷小学校で開催された。同校でタグラグビーに似た競技に励んでいる児童ら約40人が楽しみながら基本的な技術を学んだ。

 教室は、スポーツを通じた国際交流を進めているキリスト教系の団体「日本国際スポーツ・パートナーシップ」(JiSP)が、W杯日本大会の開催を契機に主催。講師として元代表選手ら6人が参加した。

 子どもたちは、「オールブラックス」の愛称で親しまれる同国代表が試合前に披露する先住民マオリ伝統の踊り「ハカ」を教えてもらった後、パスの受け渡しなど細かい技術指導を受けた。同好会のボランティアコーチたちも教え方などを学んだ。

 児童たちは「学んだことがいっぱいあって疲れたけれど、水を飲むのも忘れるぐらい楽しかった」と笑顔で話した。

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