消費税10% 戸惑いの県内初日 軽減税率? ポイント還元?

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消費税増税への対応を済ませ、営業するスーパー=1日正午ごろ、新潟市中央区の原信紫竹山店
軽減税率制度が始まり、税率8%と10%が混在するレシート

 消費税率が8%から10%に上がった1日、新潟県内の小売店でも軽減税率などの準備を済ませ、営業をスタートさせた。新潟市の飲食店では、消費税が上がった1日午前0時を境に、税率を10%にした店と、この夜は8%に据え置いたところで対応が分かれた。

 同市中央区の原信紫竹山店では、通常は24時間営業だが、1日は日付が変わった午前0時にいったん店を閉め、スタッフが値札の差し替え作業を行った。同店ではレジ前に「店内で飲食される商品の消費税率は10%」と掲示。新しいレシートの見方を記したシートもレジ脇に貼った。

 正午までに店側に増税に関する混乱や問い合わせはなかったという。

 イートインコーナーで店内で買った弁当を食べていた中央区の女性(34)は「(増税の影響を考え)これからは今より安い弁当にしようと考えている」と肩を落とした。

 増税対策で発行されたプレミアム商品券を使って買い物をしたという中央区の無職男性(71)は「商品券が食費の足しになって良かった」と話した。

 1日になっても税率8%のままだったJR新潟駅前の居酒屋で飲食した中央区の会社員男性(41)は「3%や5%だったときに比べ、10%になると高いと感じる。とくに高額の買い物をしたときの負担は大きい。消費税は、どこまで上がるんだろう」と不安そうだった。

 政府は景気の落ち込みを防ぐため、キャッシュレス決済のポイント還元策を導入したが、戸惑いの声も。

 1日朝、新潟駅前のコンビニを訪れた西区の大学4年男性(21)は「キャッシュレス決済はどれがいいのかわからない。ややこしいから現金で支払った」と思案顔。アルバイト先のコンビニでは最近キャッシュレスの客が増えたというが、「支払いバーコードの画面が出せずに、結局現金で支払う人もいる」と話した。