VRやサポカーで道路の危険を体感 シニアセーフティ・オータムスクール 10月19日

 例年、年末にかけて多発傾向にある高齢者の交通死亡事故の防止とドライバーの意識向上を目的に、参加型の交通安全教室「シニアセーフティ・オータムスクール」が山口県総合交通センター(山口市小郡下郷)で開かれる。日時は10月19日(土)午前8時50分から11時45分までで、対象は60歳以上。

 「VR」体験コーナーでは、バーチャルリアリティー(仮想現実)の技術を用いて仮想の市街地を運転し、交通事故の疑似体験など道路に潜む危険を「安全に」体験できる。

 また、衝突被害軽減ブレーキ機能などを備えたサポカーの試乗や、横断歩道における歩行者優先についての講習、時速5kmで衝突した際の衝撃が体感できる「シートベルトコンビンサー」体験コーナーもある。同センター内の交通安全学習館では、「危険予測トレーニング」などで正しい交通ルールが学べる。さらに、山口県警音楽隊によるミニコンサートも開かれる。

 受講は無料だが、事前申し込みが必要。問い合わせ、申し込みは山口県シルバー人材センター連合会(TEL083-921-6070)へ。

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