玉山鉄二主演「トップリーグ」キャストは上昇志向の塊!?

WOWOWプライムで10月5日にスタートする、作家・相場英雄氏による政治サスペンス小説を映像化した「連続ドラマW トップリーグ」(土曜午後10:00)の完成披露試写会に主演の玉山鉄二、共演の池内博之、佐久間由衣、小雪、陣内孝則、小林薫が参加した。

同作は⾸相官邸を舞台に、現在日本が抱える問題を浮き彫りにしながら、昭和史に残る⼀大疑獄事件の謎に迫り、官邸最大のタブーに鋭く切り込んでいくもの。大和新聞記者・松岡直樹(玉山)が、大⼿出版社で週刊誌のエース記者として活躍している酒井祐治(池内)と日本史上最大の疑獄事件を追う。

入社15年目にして官房長官番となる記者・松岡役の玉山は「早朝から夜中まで過酷な現場でしたが、幸せな気持ちでいっぱいでした」と実力派キャストとの共演を喜び、「普通の新聞記者だった男がバンキシャとなり、政治家に取り込まれていき、苦悩し、そこからどうはい上がるか…という部分を大事にしました」と役作りを回想。官房長官番となる記者役を通して「自分で選んでいるつもりが選ばされているのではないか…というセリフに衝撃を受けた。そして情報があふれる現代社会で自分がどれをキャッチするべきなのかが大事だと思わされた」と影響を受けていた。

またキャスト陣の意外な素顔として、玉山は「打ち上げの席で『奈良のとあるお寺に行くと、仕事が来るというジンクスがある』という話をしたら、池内さんが次の日にLINEでその寺の写真をくれた」と驚きのエピソードを暴露し、「そんなに仕事が欲しいんですか!?」と驚き顔。当の池内は「僕は上昇志向の塊なので。滞在時間は30分。お参りをして日帰りでした」と貪欲すぎる一面をのぞかせた。さらに玉山は「小林さんも『俺も行こうかな』と言い出して、後輩俳優たちから『もう十分ですからやめてほしい』と言われていたのが面白かった」と笑わせた。

一方、池内は小雪について「小雪さんは健康志向で、健康についての知識が豊富。意識が高いですね」と言うと、玉山は「僕は今まで食べたことのない実を食べさせられた」と告白。当の小雪は「それナツメですよ」と冷静に解説し、会場の笑いを誘っていた。

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