広島緒方監督が退団、ヤクルト高津監督誕生、ハム實松は…各球団発表、1日の去就は?

退団となった広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

広島一筋33年、3連覇達成の名将がついに“退団”

 広島は1日、緒方孝市監督が球団に辞任の意志を申し入れ、了承したと発表した。1986年にドラフト3位で広島まで指名され2009年の引退まで23年間選手として、その後はコーチとして広島に残り、2015年から監督に就任。プロ入りから33年間、広島一筋だった男がついに退団することとなった。

 2016年から球団史上初の3連覇を達成。しかし今季は70勝70敗3分と勝率5割に終わり、最終戦で勝利した阪神に抜かれて4位に転落しCS進出も逃した。

 ヤクルトは今季2軍監督を務めた高津臣吾氏の監督就任を発表。チームは今季59勝82敗2分の最下位に低迷。小川淳司監督と宮本慎也ヘッドコーチが今季限りで退団することがすでに発表されていた。

 日本ハムは實松一成ファーム育成コーチの退団を発表。1998年ドラフトで日本ハムに指名を受けて入団し、2006年には巨人にトレード。2017年オフに戦力外通告を受け、ファーム育成コーチ兼任で日本ハムに復帰した。今年9月には現役引退を発表しており、コーチとしてもチームを離れることとなった。

■セ・リーグ

【広島】
緒方孝市1軍監督 退団

【ヤクルト】
高津臣吾2軍監督 1軍監督就任

■パ・リーグ

【日本ハム】
實松一成ファーム育成コーチ 退団(Full-Count編集部)

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