軽減されない!「背番号8→10への変更」が記憶に残る5名

消費税が10月1日から8%から10%に上がることとなった日本。同時に軽減税率が導入されたことで、様々な店舗が対応に追われることになった。

サッカー界で対応に追われるといえば背番号。固定制が導入されてからは選手のアイデンティティにもなっており、突如変更された際にはクラブが対処しなければならないことも。

ということで、今回は背番号が8から10に変わった選手を特集してみよう。

ウェイン・ルーニー

8番:2004~2007年(マンチェスター・ユナイテッド)

10番:2007~2018年(マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートン)

エヴァートンからマンチェスター・ユナイテッドに加入した際、18番から8番に変わることとなったルーニー。

ルート・ファンニステルローイが退団したあと空席となっていた10番を、2007-08シーズンから受け継ぐことになった。代表では9番、11番も着用した。

メスト・エジル

8番:2008~2016年(ドイツ代表)

10番:2009年、2016~2018年(ドイツ代表)

エジルはドイツ代表で8番と10番を行き来することになった。

当初は10番を渡されたものの、その後ルーカス・ポドルスキが付けることになったことから8番に。そのポドルスキが代表引退を決断したことで再び10番を手にした。

なお、意外にもクラブチームで8番を付けたことは一度もなく、シャルケでは17番、ブレーメンでは11番、レアル・マドリーでは23番と10番、アーセナルでは11番と10番を着用している。

カカ

8番:2001~2002年、2014年(サンパウロ)、2009~2014年(レアル・マドリー)、2002~2009年(ブラジル代表)

10番:2004~2016年(ブラジル代表)、2014~2017年(オーランド・シティ)

ミランでの「22番」が印象深いカカ。

ブラジル代表ではドゥンガ監督のもと栄光の10番を着用し“世界最高”の選手として輝きを放ったが、それ以前はロナウジーニョがいたために8番を着用することが多かった。

レアル・マドリーからミランに帰還したあと、古巣サンパウロに戻って8番を再び着用。そして最後の舞台となったオーランド・シティで、10番を付けて引退を決断している。

中田 英寿

8番:1999~2001年(ローマ)

10番:2001~2003年(パルマ)、2004~2005年(フィオレンティーナ)

ペルージャでの活躍からセリエAで優勝を争う強豪ローマに移籍した中田英寿。

代表ではほぼ一貫して彼が好む7番を使用したが、ローマではその番号が埋まっていたこともあり、一つ違いの8番を着用することに。そして2001-02シーズンにパルマへと移籍した際、10番を手渡されることになった。

なお、後に所属したフィオレンティーナでも加入初年度は10番だったが、2年目は7番に変わっている。

中島 翔哉

8番:2019年(ポルト)

10番:2019年~(ポルト)

なんとも珍しいことになった中島翔哉。ポルティモネンセとアル・ドゥハイルで10番を背負って戦ったが、今夏ポルト加入時には8番を手渡された。

ところがその後オリベル・トーレスがセビージャへと移籍したことで突然10番が中島翔哉にスライド。一瞬だけの着用となった8番のユニフォームはクラブが交換に応じることを発表したが、逆にレアな気も…。

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