特別防犯支援官のTOKIO城島茂、家族との決め事を明かす「家族の絆作戦を実行しています」

警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチームで特別防犯支援官を委嘱されているTOKIOのリーダー・城島茂が9月29日、「全国地域安全運動 第39回大阪府民大会」に出演し、近年増加する特殊詐欺の手口についての紹介や詐欺被害に遭わないための呼びかけを行った。

警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、2018年より、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺などの特殊詐欺に関する知識や防止策を分かりやすく伝え、全国47都道府県警察と連携して特殊詐欺被害を防止する為の広報啓発活動を行なっている。

『怪しい電話がかかってきたら、自分で判断しないで、すぐに家族に確認の電話を。』

まず、生活安全指導班から大阪府内の特殊詐欺被害についての説明を受けた城島は、息子や孫などになりすまして騙してくる手口を、“家族の絆を利用した犯罪”と述べた上で、「私達の親世代にあたる65歳以上の方々が、詐欺被害に多くあっているということですが、一生懸命働き蓄えてきた高齢者の財産をだまし取る犯罪は許せないですね。」と悔しい想いを述べた。

また、対策方法についての話になると「(実家には)防犯機能付きの電話をプレゼントして、電話を取り替えました。母には、怪しい電話がかかってきたら自分で判断せずに、すぐに息子である自分に確認の電話をしてほしいとお願いしている。家族の絆作戦を実行しています。」と自身の家族との決め事を紹介しながら具体的な対策方法を伝授した。また、誰でも簡単にできる対策のひとつとして、家の電話の目の前に詐欺防止のポスターやチラシを貼ることも効果的であると述べた。

最後に来場者に向けて「最近では、不特定に電話をかけてくるのではなく、生活環境、職業など様々な情報を把握し、ターゲットを特定して騙してきます。時代とともに詐欺の手口は巧妙となるでしょう。自分は騙されないと思うのではなくて、いつ自分が狙われてもおかしくない、という危機感をもって欲しいです。私も、SOS47の特別防犯支援官として、犯罪のない毎日がくることを願ってこれからも活動を続けてまいります。」と強い想いを語った。

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