県内の高校教諭の授業力向上を目的とした「県高校教育研究発表大会」が2日、富山市のオーバード・ホールなどで開かれ、昭和女子大理事長・総長の坂東眞理子氏（立山町出身）が講演した。
坂東氏は「令和時代にはばたく富山の人材とは」と題して講演。「AI（人工知能）が定型的な仕事をこなすようになる現代こそ、個性を伸ばす学校教育が重要」と述べた。
大会は県高校教育研究会（会長・福島英晴富山中部高校長）が毎年開き、67回目。約1800人が参加し、教科ごとに22分科会に分かれて研究成果を発表した。同市の北日本新聞ホールでは、国語部会（北日本新聞社後援）があり、約160人が出席した。
