「皆さんと騒げる場所が持てたらいいな」木村拓哉がオリジナルアルバムを発売!

木村拓哉がB’zの稲葉浩志ら多彩なアーティストからの楽曲提供によるオリジナルアルバム「Go with the Flow」を、2020年1月8日に発売する。

今回のアルバムは、2018年8月に始まったラジオ番組TOKYO FM「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」に、マンスリーゲストとして登場したアーティストゲストの後押しと、リスナーからの多くの声によって企画がスタート。最初のアーティストゲストとして木村と公私ともに親交のある稲葉が登場した際、18年夏のB’zのライブに木村がサプライズ出演したことを振り返り、「この夏に、一瞬でしたが、間近で木村拓哉のステージ熱のようなものを感じました。そろそろ、木村拓哉の思いきり歌う姿が見たいなと単純に僕は思っているということです」と発言し、この言葉によって、アルバムのプロジェクトが始動した。

そして最終的には稲葉を始め、[ALEXANDROS]の川上洋平、LOVE PSYCHEDELICO、森山直太朗らスタジオに登場したゲスト以外にも、槇原敬之、いきものがかりの水野良樹、Uruや、オープニングテーマとして小山田圭吾(コーネリアス)からの楽曲提供が決定した。

また、公開中のビジュアルはアルバムタイトル「Go with the Flow」に込められた「流れに乗って前に進む」という意味の通り、しなやかに、自らの意思で未来へ向かって進んでいく現在の木村自身の等身大を表現。さらに、ミュージックビデオの一部も公開中で、アルバムの世界観をより現実のものとして表現できるように「等身大の木村拓哉」をテーマに撮影されており、サーフィンするシーンや、キャンピングカーでの撮影など、木村の日常の一部分を切り取ったようなメーキング映像となっている。

今回のアルバム制作について木村は「ラジオ番組に出演してくださったアーティストの皆さま、番組を聴いてくれているリスナーの皆さまの後押しもあり、アルバムを出させていただくことになりました。久しぶりのレコーディングでは、最近使っていなかった歌筋もたくさん使いました。今後はライブという“騒げる場所”も本気で考えていますので、楽しみに待っていてもらえたらうれしいです」とライブ開催への意欲を見せた。

また、楽曲を提供した稲葉は「私が見て話して遊んで感じて自然に浮かび上がった“生身の木村拓哉像”を歌詞にさせていただきました。文字通り“One and Only”です」と歌詞に込めた思いを明かし、川上は「今回のお話をいただいた時、光栄に思うのと同時にとても温かい気持ちになりました。木村さんとは1年前、あるお仕事でご一緒させていただきました。その後、われわれのMVに出演していただいたり、木村さんのレギュラー番組に呼んでいただき、人生初のタコパをしたり…。木村さんは”繋がり“というものを本当に大切になさっている方でした。そしてそれはそのまま僕自身の内面の一部にもなった気がします。そんなことを考えながら作りました。ある意味でラブレター、ある意味で友情。木村さんの声が吹き込まれ、さまざまな人に届いたら幸せです」と木村との絆を感じさせるエピソードを披露した。

さらに、槇原は「制作にあたって、“バースデーソング”を作ってほしいというお題をいただき、この曲を作りました。森羅万象さまざまな条件がそろったその時に、この宇宙に二つとない”君“というユニークな存在が生まれてきたということを、自分の誕生日に木村さんがギターをかき鳴らしながら歌ってくれたりしたら、すごくすてきだなあと想像しながら作ったこの歌を、皆さんも気に入ってくださるとうれしいです」と制作秘話を告白し、森山は「『ローリングストーン』という曲を提供しました。誰もが過ごすであろう、たった一人自分と向き合うそのつかの間を、木村さんになぞらえて作ってみました。ギリギリまで曲の生々しさを共に悩み、追求してくれた木村さんとスタッフの皆さんには感謝の言葉しかありません。曲中にもある叫びにも似た祝福の合図が、一人一人にも届きますように」とメッセージを寄せた。

また、動画配信サービス・GYAO!では、木村が出演する番組「木村さ~~ん!」との共同企画として「みんなの写真で木村拓哉を作ろう!『1/木村拓哉』(キムラタクヤ・ブンノイチ)」を実施することを発表。アルバムリリースを盛り上げるべく、大切にしているモノや思い出の場所、風景など、自分にとって“スペシャル”な写真を投稿すると、それらの写真をもとに1枚の木村のモザイクアートが作成される企画で、完成したモザイクアートは1月発売のオリジナルアルバムの購入者先着特典のポスター及び、ポストカードになる予定だ。写真はHPで10月31日まで募集中。

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