そうめんを食べ歩き 生産量・全国2位の南島原でフェア開催 チーズとタコでイタリアン風など 各店ごとのメニューを提供

モッツァレラチーズと地元産のタコを使ったイタリアン風そうめん=南島原市口之津町、マルサラ

 長崎県南島原市で、特産の手延べそうめんをPRするイベント「令和元年島原そうめん鉢フェア」が開かれている。来年1月31日までの期間中、市内20の飲食店で特製の鉢に盛った各店オリジナルのそうめん料理を「そうめん鉢メニュー」として提供している。
 フェアは全国2位の生産量を誇る手延べそうめんの消費拡大につなげようと、市商工会が2009年度に始めた。モッツァレラチーズと地元産のタコを使ったイタリアン風そうめん、カレー風味そうめん、鴨南蛮そうめんなど多彩で、盛り付ける波佐見焼の鉢には島原キリシタン文化の象徴「花クルス(十字)」があしらわれている。
 参加店は黄色ののぼりが目印。各店や市商工会で「食べ歩きマップ」を配布している。フェアにも使われている鉢などが当たるくじも実施している。市商工会(電0957.76.1500)。

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