南島原市口之津町の県立口加高(狩野博臣校長、267人)で、生徒たちが生後3カ月の子ヤギとの触れ合いを楽しんでいる。
名前は「チャーリー」。校内の美化に一役買おうと、3年の江島愛莉さん(18)宅で飼育されていた子ヤギを“レンタル”した。学校周辺を除草させるために連れてきたが、学校側が愛らしい姿に着目し、生徒と触れ合えるようにと部室前の中庭につなぐことにした。
生徒たちは昼休みや放課後になると、ヤギを取り囲んで草を食べさせたり、じゃれたりしている。草をはむかわいらしい姿に生徒たちもほっこり。江島さんは「生えたばかりの小さい角で突いてくるが、実は寂しがり屋。部活帰りには『メー、メー』鳴いている」と笑顔で話した。
“レンタル”子ヤギのチャーリー 生徒に癒やしを
- Published
- 2019/10/03 12:00 (JST)
- Updated
- 2020/04/28 16:37 (JST)
© 株式会社長崎新聞社