前作『Black Eyes』から1年、日本ジャズ界が誇るリビング・レジェンド・土岐英史の新作として、シーンの先頭を走るピアニスト・片倉真由子とのデュオ作品を11月6日から発売される。
注目のひとつは録音場所だ。レコーディングしたのはなんと岡本太郎のアトリエ。スタジオ並みに音環境が素晴らしく、以前ここで演奏した経験のあるふたりがとても気に入っていたことから実現した。
Days of Delight ファウンダー&プロデューサー:平野暁臣
収録したのは、「枯葉」「黒いオルフェ」「Lover Man」など、ジャズファンに愛されているスタンダード曲と土岐英史の名曲「After Dark」。土岐英史ならではの艶やかで圧倒的な音色と、それを受け止め展開していく片倉真由子のダイナミズム。ふたりが紡ぐ音には、互いへのリスペクトと共演する歓びに満ちています。偶然を含むさまざまな条件が織りなすことで生まれたこのプロジェクトは、すべてが一期一会。1回限りであるがゆえに、サウンドに特別な臨場感が付与されたのでしょう。土岐英史、そして片倉真由子の新たな1ページをどうぞお楽しみください。