MINI 新型 John Cooper Works CLUBMAN / CROSSOVERが登場|最高速度は250km/hに

新型MINI John Cooper Works CLUBMAN / CROSSOVER 2019年10月発売

MINIのハイパフォーマンスカーに新型が登場

BMWは、レース界の伝説であるジョン・クーパーの分身的存在で、MINIのハイパフォーマンスモデルである新型MINI John Cooper Works CLUBMAN / CROSSOVER(ミニ ジョン・クーパーワークス クラブマン/クロスオーバー)を、2019年10月2日より販売を開始した。価格は568万円~605万円(消費税10%込み)。

新型MINI John Cooper Works CLUBMAN / CROSSOVERについて

新型MINI John Cooper Works CLUBMAN / CROSSOVER 2019年10月発売
新型MINI John Cooper Works CLUBMAN / CROSSOVER 2019年10月発売

新型MINI John Cooper Works CLUBMAN / CROSSOVERは強化クランクシャフトや専用ピストン、ターボチャージャーなどハード面を新しく設計した4気筒MINIツインパワーガソリンエンジンを搭載している。

先代モデルより最高出力が55kW(75PS)、最大トルクが100Nmそれぞれ向上し、最高出力225kW(306PS)/5000rpm、最大トルク450Nm/1750-4500rpmを発揮すると共に最高速度を250km/hまで高め、圧倒的なハイパフォーマンスを実現した。

静止状態から100km/hへの加速は新型MINI John Cooper Works CLUBMANは4.9秒、新型MINI John Cooper Works CROSSOVERは5.1秒を達成している。

フロントバンパー内の2つのラジエーターや、大型化したリザーバータンクを備えることで冷却効率を高めると共に、現行モデルより直径を25mm大型化した360mmのフロントブレーキシステムを採用するなど、サーキット走行にも耐える性能を備えている。

またハイパフォーマンスエンジンの排気音は、John Cooper Works専用に調整され、先代モデルより直径を10mm太くした直径95mmのツインエキゾーストパイプによって奏でられる。

力強いエンジンの搭載に伴い、新しい電子制御式8速スポーツオートマチックトランスミッションおよび、フロントアクセルに機械式ディファレンシャルロックを採用した。

サーキット走行でも安定したパフォーマンスを発揮

新型MINI John Cooper Works CLUBMAN / CROSSOVER 2019年10月発売

トランスミッションは、最新のロックアップ機構を採用することで、直接的にエンジンから発生するトルクを伝達することが可能となり過酷なサーキット環境下においてもMINIらしいゴーカートフィーリングを実現する。

また新たに採用されたフロントの機械式ディファレンシャルロックと、DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)との組合せによって、雨天時などのコーナリング時でも駆動力を的確かつ安定して路面に伝達することが可能となった。

さらにローンチコントロールを採用することで、サーキット走行でのスタート時に車両の性能を極限まで引き出す発進加速を可能としている。

新しくなったデザイン

新型MINI John Cooper Works CLUBMAN / CROSSOVERは、高性能モデルに相応しい新しいデザインを採用している。標準装備のJohn Cooper Worksスポーツシートは、ヘッドレスト下部にJohn Cooper Worksロゴのバッジが付いており、シートの縁取り部分が赤からグレーに刷新されより洗練された室内空間となっている。

MINIを象徴する丸みを帯びたミラーキャップは、空気抵抗を考慮した新しいデザインを採用している。

モデルと価格

■MINI John Cooper Works CLUBMAN:568万円

■MINI John Cooper Works CROSSOVER:605万円

※価格はいずれも消費税10%込み

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