豪華俳優12人が“時効ワールド”へ! 向井理「よく分からない設定の役柄に真面目に取り組んでます」

テレビ朝日系で10月11日よりスタートする、金曜ナイトドラマ「時効警察はじめました」(金曜午後11:15)に出演する12人の超豪華ゲストが決定した。

本ドラマは、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー。「時効警察」シリーズでは、毎回意表をつくゲストが登場することも注目されたが、新シリーズでは第1話のゲスト・小雪を筆頭に、趣里、染谷将太、檀れい、寺島しのぶ、中島美嘉、中山美穂、二階堂ふみ、別所哲也、松重豊、向井理、柳葉敏郎(※以上、五十音順)らが“時効ワールド”に初参戦する。

ゲストが何話にどんな役で登場するかは謎のままだが、小雪は「『新しい世界観を見たい』という思いがあったので、参加させていただきました。いつも白紙で裸のまま現場に行って、その場でつけていただいたお芝居をそのまま楽しんでいましたし、どのシーンもすごく新鮮でした。劇中に登場するいろんなキャラクターを楽しんで見ていただけたらうれしく思います」とコメント。

趣里は「『時効警察』が復活することに『わ~っ!』と心が躍った上に、まさか自分が呼んでいただけるとは思っていなかったので、すっごくうれしかったです! 私が出演する回は強烈なキャラクターがたくさん出てくる回。私自身も全力で演じさせていただきましたので、ぜひご覧ください」と内容に触れ、染谷は「『時効警察』の絶妙な温度感とバランスが大好きでしたし、『熱海の捜査官』(2010年)以来9年ぶりに三木(聡)組に参加できるということで、本当にうれしかったです」と久しぶりの三木組を楽しんだ様子。

檀は「こういうテイストのドラマにあまり出演したことがないので、うれしかったと同時に驚きました(笑)。『私の芝居が“時効警察”の世界観にちゃんとハマるのかなぁ…』という不安もありましたが、新たな挑戦をしたくこの世界に飛び込みました」、寺島は「今はまだ詳しくは話せませんが…、私に“人生初の役どころ”が回ってまいりました! 出演の決め手はこの役どころと出演回の題材。手探りながらも撮影初日からとても楽しめました」とそれぞれ“時効ワールド”を堪能。

中島は「ドラマの経験がたくさんあるわけじゃないので不安もありましたが、皆さんにいろいろ教えていただきながら撮影を楽しむことができました」と全力投球。中山は「前シリーズの放送時は、生活拠点を海外に置いていたため存在自体を存じ上げなかったのですが、今回出演するにあたって情報を得て『そんなに面白いドラマだったんだ!』とワクワクしました。12年たってまた同じメンバーでやれるなんて、とてもうらやましいこと。さらに楽しい作品になるよう私も頑張ります」と意気込んでいる。

二階堂は「『時効警察』シリーズは『熱海の捜査官』(2010年)でご一緒した三木聡監督の作品を見るキッカケにもなった作品。そんな作品に呼んでいただけて本当にうれしかったです。出演者の方々も面白い方ばかりなので、足を引っ張らないように精いっぱいやりたいという思いで現場に臨みました」と念願かなったようで、別所は「人間模様や喜怒哀楽が凝縮されており、人はなぜ罪を犯すのか、また、時効の意味についても深く考えさせられました。回想が多く俳優を始めた頃を思い出し、初心に帰った気分になりました」と襟を正している。

向井は「『時効警察』は一視聴者として楽しんでいた作品で、『ドラマってこんなにふざけていいんだな!』と衝撃を受けた作品でもありました。当時は女性ゲストが多かったのでオファーを頂いた時は意外でした。もうよく分からない設定の役柄に(笑)、真面目に取り組んでいますのでぜひご覧ください」と笑いを交えコメント。柳葉は「今回やっと出演が実現し、オダギリジョーさんが演じる霧山くんにも会えてうれしい限りです。『時効警察』最高で~す!」とテンション高めに喜びを表現している。

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