ザ・フー、13年ぶりの新作からニューシングル先行リリース

ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズと並んでイギリスの3大レジェンド・バンド、ザ・フー。12月6日にリリースされる13年ぶりのニュー・アルバム『WHO』から、新曲「オール・ディス・ミュージック・マスト・フェイド(All The Music Must Fade)」が本日10月3日より先行リリースされた。

本日イギリスのBBCラジオ2で初披露された同曲は、アルバム『WHO』のオープニングを飾る曲だ。ピート・タウンゼントは次のように言っている。

「これは、他人が作った曲を盗んだと責めたてられたアーティストたち全員に捧げる歌だ。本気かって?我々の音楽の幅は21世紀になって上限に達していて、よくあるコード進行なのに新たに開発したなんて主張するバカはいない」 

この曲の出だしの歌詞は、“どうでもいいよ おまえがこの歌を気に食わないのはわかってる そりゃそうだ おれたちウマがあったことなどないんだから”。おそらく2019年で最も挑戦的でキャッチーなキャッチーな曲だろう。

ザ・フーは、1964年に最初のレコーディングを行ってから55年、世界で1億枚以上のレコードを売り上げ、全米で9枚、全英で10枚のアルバムがTOP 10入り、キャリアを通して常に素晴らしいライヴを展開し、音楽史上にその偉大な足跡を残している。

今年発売50周年を迎えたアルバム『トミー』(1969)で“ロック・オペラ”というジャンルを確立、モッズ・カルチャーの中心的存在としてイギリスのファッションや文化全般を語る上では欠かせない重要なバンドだ。ロジャー・ダルトリーは、『WHO』を彼らの最強作と位置付ける。

「1973年の 『四重人格(Quadrophenia)』以来最高のアルバムを作り上げたと思う。ピートは衰え知らずで今も素晴らしいソングライターであり、相変わらず斬新だ」

<商品情報>

ザ・フー 『WHO』 2019年12月6日発売
CD: UICP-1197 / ¥2,600(税抜)+税
日本盤のみSHM-CD仕様
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