インディアンスがエース右腕・クルーバーの契約オプション行使へ

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日本時間10月3日、インディアンスのクリス・アントネッティ野球部門社長は来季の契約オプションを保有する選手について、エース右腕のコリー・クルーバーの年俸1750万ドルのオプションを行使する一方、リリーフ右腕のダン・オテロと正二塁手のジェイソン・キプニスのオプションを破棄する意向であることを明らかにした。今季は不振と故障により自己ワーストのシーズンを過ごしたクルーバーだが、来季は再びエースとしての活躍が期待される。

来季がメジャー10年目のシーズンとなるクルーバーは、来年4月に34歳の誕生日を迎える。今季は最初の7先発で防御率5.80に終わり、日本時間5月2日には右前腕を骨折。戦列復帰が近付いてきた日本時間8月19日には左腹斜筋を痛め、そのままシーズン終了となった。しかし、自己ワーストのシーズンを過ごしたとはいえ、サイ・ヤング賞を2度受賞しているエースに対する信頼は厚く、インディアンスは早々にオプション行使の方針を固めた。

インディアンスのテリー・フランコーナ監督は、昨季までクルーバーが5年連続で200イニング以上を投げていたことを踏まえ、故障により7試合にしか登板できなかった今季がクルーバーにとって「ちょうどよい休養」になったとポジティブに捉えている。「優れた投手や優れた選手は、故障することなく試合に出場し続けるものだ。しかし、もちろん身体にはダメージが蓄積していくし、故障してしまうこともある。今季はクルーバーを欠いた状態で戦わざるを得なかったけど、来季は頼れるクルーバーが戻ってくると期待しているよ」と指揮官は語った。

一方、25試合で防御率4.85に終わったオテロは、年俸150万ドルのオプションを破棄されることに。また、17本塁打を放ったキプニスも、オプションが年俸1650万ドルと高額であることや、正三塁手のホゼ・ラミレスが二塁手としてのプレイを希望していることなどもあり、オプション破棄が確実となった。さらに、フランコーナは今季のコーチ陣のうち、ブルペンコーチのスコット・アッチソン(元阪神)を今季限りで解任することを明らかにした。指揮官はアッチソンについて、「彼は一生懸命に働く男だ。彼はどこかのメジャーリーグのチームで投手コーチを務めることができる人材だと思う」と語っている。