英国らしさが際立つ新デザインを採用した新型クラブマン
新型クラブマンは、クローム等のデザイン・エレメントをラジエーター・グリル全域に拡張し、より洗練された、かつダイナミックな印象を与えるフロント・デザインに変更。また、LEDデイライト・リングは、点灯部分が下部で途切れていた従来のデザインから“円”として繋がったデザインに変更され、MINIのデザインアイコンである丸目を強調するデザインを採用している。さらに、LEDリアコンビネーションランプをユニオンジャック柄のデザインに刷新。そのほか、ミラー・キャップには空気抵抗を低減する新デザインを採用し、よりスタイリッシュな印象となっている。
また、エクステリア・インテリアデザインとともに、エンジンやトランスミッションも一新。ガソリンエンジンは新しくなり、ONE / Buckingham / Cooper / Cooper Sには7速ダブル・クラッチ・トランスミッションを、Cooper D / Cooper S ALL4 / Cooper SDには8速スポーツオートマチック・トランスミッションを搭載している。また、すべてのモデルに電子制御式のシフト・ショートノブを採用し、よりダイレクトなMINIらしい走りを実現させている。
先代モデルからさらに圧倒的なハイパフォーマンスを実現した新型JCWクラブマン
新型JCWクラブマンは、強化クランクシャフトや専用ピストン、ターボ・チャージャーなどハード面を新設計した4気筒MINIツインパワー・ガソリン・エンジンを搭載。先代モデルより最高出力が75PS（55kW）、最大トルクが100Nmそれぞれ向上し、最高出力306PS（225kW）/5,000rpm、最大トルク450Nm/1,750-4,500rpmを発揮。最高速度を250km/hまで高め、0-100km/h加速は4.9秒（ヨーロッパ仕様車値）を達成するなど圧倒的なハイパフォーマンスを実現している。
さらに、新しい電子制御式8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションおよび、フロント・アクセルに機械式ディファレンシャル・ロックを採用する。トランスミッションには、最新のロックアップ機構を搭載し、直接的にエンジンから発生するトルクを伝達することが可能となり、過酷なサーキット環境下においてもMINIらしいゴーカート・フィーリングを実現する。また、新たに採用されたフロントの機械式ディファレンシャル・ロックと、DSC（ダイナミック・スタビリティ・コントロール）との組合せによって、雨天時などのコーナリング時でも、駆動力を的確かつ安定して路面に伝達することが可能となった。
フロントバンパー内の2つのラジエーターや、大型化したリザーバー・タンクを備えることで冷却効率を向上。現行モデルより直径を25mm大型化した360mmのフロント・ブレーキ・システムを採用するなど、サーキット走行にも耐える性能を備えている。また、John Cooper Worksは専用チューニングし、先代モデル比で10mm太い直径95mmのツインエキゾーストパイプから迫力あるサウンドを奏でる。
