J1神戸・ビジャが病院訪問 入院中の子どもにサプライズ

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子どもたちとタッチを交わすJ1神戸のダビド・ビジャ選手(右)=神戸市中央区楠町7(代表撮影)

 サッカーJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸のダビド・ビジャ選手(37)が3日、神戸大学医学部付属病院(神戸市中央区楠町7)のこどもセンターを訪問した。在籍1年目の元スペイン代表FWは、幼少期の闘病生活を語り、けがや病気で入院する子どもたち28人を励ました。

 「サッカー選手に会いたい」という子どもたちの要望を受けた病院がクラブに依頼し、実現した。

 ビジャ選手は2010年に母国をワールドカップ初優勝に導いた。4歳の時、右大腿骨を折る大けがを負った。医師からは「手術をしたら片足が不自由になる。サッカーを続けることができなくなる」と宣告されたという。入院生活は8カ月に及んだといい、「病気と闘うことは簡単ではない。周りのサポートが必要」と訴えた。

 リフティングで華麗な足技を披露し、マフラータオルにサインをして子どもたちに贈った。「入院生活10カ月。ビジャ選手に会うために治療を続けてきた」とあいさつした里崎皓汰君(14)には、着ていたユニホームを脱いで手渡すサプライズも。ビジャ選手は「1日でも早く退院して」とエールを送った。(尾藤央一)