秋のクマ出没予測「大量出没の可能性低い」 一方、4月~8月末の目撃件数「去年を大幅に上回る」 長野 

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長野県は、木の実の調査からこの秋のクマの出没予測を行い、その結果、「一定程度の結実が見られることから、大量出没の可能性は低い」とみています。ただ、入山の際は注意するよう呼びかけています。

クマは秋に木の実を食べて冬ごもりをするため、木の実が少ないと餌を求めて人里に出没する傾向があります。県が今年の木の実の調査を行ったところ、ブナは「大凶作~不作」、ミズナラとコナラは「大凶作~大豊作」、クリ、クルミ類は「並作」でした。地域や木ごとで差が大きいものの、県は「全県で一定程度の結実がみられることから、大量出没の可能性は低い」と予測しています。ただ、北信地域はブナが凶作で、特に千曲川の西側地域では、森林に近い農地まで出没する可能性があるとし、注意を呼びかけています。

一方、今年4月から8月末までの県内のクマの目撃件数は「334件」。平年並みの去年を150件ほど上回っており、大町や木曽などでは先月、人的被害もありました。県は、油断せず、山に入るときは鈴などの音を鳴らすことや、作物や生ごみを適正に管理し、クマが近寄らないよう対策してほしいとしています。