札幌 ラグビー熱高まる 日本活躍でPV会場盛況、TV視聴率好調

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大通公園に設置されていたファンゾーンで日本―アイルランド戦を観戦し、声援を送る市民=9月28日(中本翔撮影)

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は、9月21、22日に札幌ドーム(豊平区)で試合が行われたほか、札幌山の手高校出身のリーチ・マイケル主将が率いる日本代表の躍進などで、札幌市内のラグビー熱が高まっている。札幌市は日本戦のパブリックビューイングの会場を増やすことを検討するなど、対応に追われている。

 W杯に合わせ、札幌市は大型ビジョンでの試合観戦や飲食ができる交流スペース「ファンゾーン」を大通公園2丁目に9月20~29日、札幌駅南口広場に同20~22日に開設。市によると、期間中、延べ5万2397人が来場し、日本―アイルランド戦が行われた28日は入場制限がかかるほどのにぎわいだった。

 札幌でのラグビー熱の高まりは日本戦のテレビ視聴率からも明らか。9月20日のロシア戦は札幌地区が21.9%と全国11地区でトップ。28日のアイルランド戦(後半)は25.3%と関東地区や関西地区を2ポイント以上上回った。

 道内にはラグビーのトップリーグチームがなく、W杯開幕前には市民の盛り上がりを心配する声もあったが、札幌市の山崎高徳・ラグビーワールドカップ担当課長は「札幌ドームでの試合開催やリーチ主将の活躍などで一気に関心が高まった。想定以上の人気で予定しているパブリックビューイング会場だけでは間に合わない」とうれしい悲鳴を上げ、会場確保を急いでいる。