クレームでタイトル変更!? 異例のレギュラースタートも「15年は続けよう」と長寿番組宣言!

テレビ東京系では10月4日より新番組「先生、、、どこにいるんですか?~会って、感謝の言葉を伝えたい。~」(金曜午後6:55)がスタート。初回2時間スぺシャルを放送する。MCをユースケ・サンタマリア、南海キャンディーズ(山里亮太、しずちゃん)が務め、7月に特番で放送されたが、実は特番放送前からレギュラー化が決定していたという異例の新番組。

番組は、記憶に残る先生、背中を押してくれた先生に会って「ありがとう」と伝えたい、先生の居場所を知りたいと願う芸能人が、ガチで居場所を突き止め、もしもお亡くなりになっていれば、墓前に手を合わせて思いを伝えるという今までの再会番組にはなかった初の“生存確認バラエティー”で、究極の人探しドキュメントだ。MCの山里が「見るだけでやる気が出る。むちゃくちゃ名言が飛び出す。先生ってやっぱりすごいなと思いますよ」と興奮気味に話し、ユースケも「必ず学びがある」と太鼓判を押すほど骨のある内容となっている。

冒頭、ユースケは番組タイトルに言及。「特番の時はタイトルが違った。『先生、、、生きてますか?』というタイトルでオンエアしたんですよ。そうしたらクレームがすごくて。年配の方から不謹慎だと」と、レギュラー化に伴いタイトルを改めた経緯を暴露。そんな番組のレギュラー初回ゲストは俳優の赤井英和、津田寛治、新保美喜。テレビの総力をあげて先生を探し出すのは簡単だが、この番組ではあえてそれをせず、会いたい先生をゲスト自身が地元の人や同級生などに聞きまわり、自分の力で探す。番組はそれをドキュメンタリーとして追いかける。

“感動ドキュメント”とはうたっているが、番組冒頭、VTRを見る前から新保がハンカチを取り出し、まさかの涙。「こんなロケットスタート初めてだな」と山里も戸惑うが、VTRを見てユースケは「これはいい番組だと思った! 最低15年は続けような!」と初回からいきなり長寿番組宣言。さらに「あの先生どうしてるかな?と思うこと、絶対あると思うんですよ。自分の学生時代、学生時代でなくても恩師と言える人、会いたいけどかなりの時間会ってないなという人はいっぱいいると思うから。現実に会えるか、番組でドキュメンタリータッチで迫っていくという、ありそうでなかった番組ですので楽しめると思います」と見どころをアピール。

山里は「バラエティーでお会いできない役者さんが、先生と生徒という関係性になるからか、芸能人というよりも一人の人間として本音をバンバンしゃべってくれる、すごくいいですね。先生に会いたい、テレビに出ている人はそういう機会があっていいなと思っている方、ご安心ださい! あなたにもその先生に会う機会、会うチャンスをご用意させていただきますので。ご覧になっていただいて会いたいなと思ったら、会いたい理由を書いて送っていただければ、あなたのお手伝いをさせていただく。まあ、お手伝いをさせていただくと言っても、あなたがひたすら探すのを撮るだけ、でございますけども(笑)」と視聴者参加企画もあることを訴えた。

初回は「悪ガキだった自分を見捨てないでいてくれた先生に会いたい!」という元プロボクサーで俳優の赤井が、「集団行動が苦手だった自分に自信を与えてくれた先生に会いたい!」という個性派俳優の津田が、「先生は海外に!? 別れを告げられなかった先生に会いたい!」という神保が、それぞれわずかな手掛かりをもとに先生に会いに行く。

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