ラムシュタインのティル・リンデマンのサイド・プロジェクト“リンデマン”のニュー・アルバムがリリース決定

ドイツが誇る世界的モンスター・バンド、ラムシュタインのフロントマンであるティル・リンデマンと、ペインやヒポクリシーでの活動で知られるスウェーデン人ミュージシャンのピーター・テクレン、2人の奇才によるプロジェクト＝リンデマンが、11月に第2弾となるニュー・アルバム『F & M』をリリースする。

ドイツでゴールド・セールス認定された全編英語詞のデビュー作『スキルズ・イン・ピルズ(Skills In Pills)』(2015) 、そして今年5月にリリースされ11カ国のアルバム・チャート及びアメリカを含む43カ国のiTunesで1位を獲得したラムシュタインの最新アルバム（タイトルなし）に続く注目のアルバムだ。

『F & M』は、ティル・リンデマンとハンブルグにあるタリア劇場とのコラボレーションで、グリム兄弟の童話『ヘンゼル＆グレーテル』を現代風に解釈した戯曲からインスパイアされた作品。恐怖、貧困、裕福、カニバリズム、死などがテーマになっている今作には、絶賛された同戯曲からの5曲と、新たに制作された6曲が収録されている。

先行リリースされているファースト・シングル「Steh auf」のミュージック・ビデオは、過去にもラムシュタインやリンデマンの映像作品で高い評価を獲得してきたゾラン・ビハチが監督を務める。カザフスタンで撮影が行われた同ビデオでは、ピーター・テクレンの同郷仲間で、映画『ファーゴ』で名声を得た俳優のピーター・ストーメアが主人公のひとりを演じている。