台風18号から変わった温帯低気圧の影響で、北陸や東北日本海側では、4日夜にかけて非常に強い風が吹き、大しけとなる所があり、暴風や高波に警戒が必要だ。また、東北や北陸は4日夜にかけて、北海道は5日朝にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒や注意が必要となる。
台風18号から変わった温帯低気圧が日本海中部を東へ進み、北海道付近には前線が停滞している。4日夜にかけて、前線を伴った低気圧は勢力を維持して東北を通過し、北海道付近では、5日朝にかけて前線が停滞する見通しだ。
暴風・高波
北陸や東北日本海側では、非常に強い風が吹き、大しけとなっている所がある。北陸や東北日本海側では、低気圧の影響で4日夜にかけて非常に強い風が吹き、大しけとなるおそれがあり、暴風や高波に警戒が必要となる。
大雨・雷・突風
東北や北陸では、低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで、激しい雨の降っている所がある。
東北や北陸では4日夜にかけて、大気の状態が非常に不安定となるため、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨の降る所がある見込み。
北海道では5日朝にかけて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の不安定な状態となるため、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意し、竜巻などの激しい突風や落雷に注意が必要だ。また、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。
