大和の10代男性がはしか感染 相鉄線、JR京浜東北線、東急多摩川線を利用

神奈川県庁

 県は4日、大和市内に住む10代の男性がはしかに感染したと発表した。感染の可能性がある9月28~29日に県内外を電車移動していた。県は同じ交通機関を利用し、はしかを疑う症状が出た場合は、電話連絡した上で医療機関を受診するよう呼び掛けている。

 県によると、男性は9月29日に発熱、同30日に発しんなどの症状が出た。同日に大和市内の医療機関を受診し、10月2日に受診した別の医療機関から届け出を受けて県が遺伝子検査を実施したところ、4日に陽性が判明した。

 県が公表した移動経路は、9月28日は相鉄線の大和駅-横浜駅間、JR京浜東北線の同駅-蒲田駅、東急多摩川線の同駅-矢口渡駅間。同29日は相鉄線の大和駅-二俣川駅間。

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