【ALDS】ヤンキースが快勝 PS対ツインズ11連勝

【ツインズ4-10ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

日本時間10月5日、10年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すヤンキース(東部地区王者)は、ツインズ(中部地区王者)との地区シリーズ初戦を迎えた。シーズン300本塁打を達成した両チームによる対戦は、戦前の予想通り、序盤から点の取り合いとなったが、5回裏にグレイバー・トーレスの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功したヤンキースが10対4で勝利。これでポストシーズンでは対ツインズ11連勝となった。ヤンキース先発のジェームス・パクストンは5回途中3失点で降板し、3番手のトミー・ケインリーが勝利投手に。一方のツインズは、先発のホゼ・ベリオスが4回3失点で降板し、2番手のザック・リテルが敗戦投手となった。

初回にホルヘ・ポランコのソロ本塁打でツインズが先制した一戦は、3回表にネルソン・クルーズにもソロ本塁打が飛び出し、ツインズが2点をリード。しかし、ヤンキースは3回裏にエドウィン・エンカーナシオンのタイムリー二塁打などで3点を奪い、逆転に成功した。5回表にポランコのタイムリーで同点となったが、5回裏一死満塁のチャンスでトーレスが勝ち越しの2点タイムリー二塁打。6回表にミゲル・サノーのソロ本塁打で1点差に迫り、ツインズも意地を見せたが、ヤンキースは6回裏にDJレメイヒューとブレット・ガードナーのソロ本塁打でリードを3点に広げ、7回裏にはレメイヒューが満塁走者一掃のタイムリー二塁打を放って試合を決めた。レメイヒューは3安打4打点の大活躍を見せ、1安打2四球で3出塁のアーロン・ジャッジは2度のファインプレイで勝利に貢献。総合力の高さを見せつけたヤンキースは、明日の第2戦に田中将大が先発予定となっている。

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