【セリエA】優勝占う“イタリア・ダービー”勃発!インテルとユーベについて知っておきたい3つのこと

現地時間6日に今シーズンのセリエA優勝を占うビッグマッチが実現する。開幕6連勝と絶好調のインテルと8連覇王者ユベントス。230回を超える伝統の“イタリア・ダービー”制するのはどちらのチームか。

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コンテ・ボール or サッリ・ボール?
インテルにとって今夏最大の補強と言われたコンテ監督の就任は、リーグ6連勝というハイパフォーマンスをもたらした。戦術的規律と高い守備意識で6試合でわずか2失点しか喫しておらず、ここまで最高の守備陣を形成している。

かたやユーベは、“サッリ・ボール”という新しいスタイルをチームに浸透させた。エキサイティングな試合は未だ見れていないが、公式戦8試合で未だ無敗。国内最強クラスの戦力は、変わらず王者の風格を見せている。

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攻撃を象徴するルカクとロナウド
コンテがインテルに到着した時、誰よりも獲得を望んだのがロメル・ルカクだ。新指揮官が期待を寄せるルカクは加入から2ヶ月経って新しいクラブの象徴となりつつあり、インテルの勝利できるかはベルギー人ストライカーの双肩に掛かっていると言える。

王座を狙うインテルに立ちはだかるは、勝利の象徴とも言えるクリスティアーノ・ロナウドだ。数々のビッグゲームで結果を残してきたポルトガル代表キャプテンは、公式戦ここ3試合連続ゴールと好調を維持。ルカクとロナウドの点の取り合いが勝敗に大きく関わるだろう。

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伝統と情熱の“イタリア・ダービー”
現地では“ダービー・デ・イタリア”と言われる同カードは、同じ都市に拠点を置くことなく優勝レースを演じ、1960年代からイタリアサッカー界に君臨するモラッティ家とアニェッリ家の争いからその名が付けられた。2000年代初期にブラジルの“怪物”ロナウド獲得を巡り熾烈なレースが繰り広げられたが、最も加熱したのが2006年の“カルチョ・スキャンダル”。八百長によりユーベのリーグタイトルが取り消しとなり3位インテルが繰り上がり優勝このシーズンは、ユーベがセリエBに降格したことでインテルが主力選手を何人も横取り。これにより両チームの対立関係がさらに深くなった。

優勝を占う“イタリア・ダービー”勃発

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