【ONE】人材発掘リーグ、ウォーリアシリーズ「日本VS世界」で日本は勝ち越しの7勝6敗

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工藤(左)ウォーリアシリーズ初参戦で高度な技術戦を見せ初勝利をもぎ取った

 1R、スタンドのまま組まれコーナーに押し込まれる工藤。オルシムを倒しパウンドを落とすもすぐに脱出される。
 2R、オルシムの回転のいいフックをかいくぐり工藤がタックルへ。コーナーに押し込み至近距離でアッパーを当てる。

 3Rにグラウンドで上をとった工藤がパウンドを落としオルシムにダメージ。終盤疲れの見えるオルシムを投げテイクダウンを奪ったところで試合終了。わずかにグラウンドでの打撃で優勢だった工藤が判定勝利。本戦に匹敵する高度な技術戦を制し、工藤が強さを見せつけた。


グラップラーのシルド(右)もスダンディングで内藤に対抗、打撃戦を展開した

 1Rからストライカーの内藤に対し、シルドも打撃に付き合い強烈な右ミドルを打ち込む。内藤の右フックがカウンターでヒットしシルドがバランスを崩すが、シルドが組み付きしのぐ。内藤が左目から出血しチェックが入るが再開。

 2Rも打撃の展開。内藤の左右のローでシルドの左前足が赤く腫れ、左ストレートで鼻血を出す。3Rシルドがタックルを仕掛けるが、スクランブルから内藤が上になりパウンド。終盤に左ストレートをヒットさせるが決定打にはならず判定へ。打撃面で優勢の内藤が判定勝利した。


最終ラウンドにモリス(右)はリードジャブからのコンビネーションで追撃するが間に合わなかった

 序盤からオニエディカチのカーフキックにモリスが大きくバランスを崩す。2Rはモリスが右のストレートと前蹴りをヒットさせるもオニエディカチのカーフキックでモリスは再び大きくバランスを崩し勢いを殺される。

 しかし3Rはモリスが左ジャブからのコンビネーションを何度もヒットさせてオニエディカチが後退。モリスがペースを握ったかに思われたが、ラスト30秒前にモリスのローキックがローブローとなりインジャリータイムへ。3分の時間をとるもオニエディカチが戦意喪失し試合終了。30秒を残した時点での判定となり、中盤までカーフキックでリードを奪ったオニエディカチが判定勝利。モリスとの対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。

体格に勝るゴドヴィク(右)の首相撲を崩せずLittle Tigerは大苦戦

 Tigerが強烈な左ロー、前蹴りで攻め早くも打ち合いに。体格で勝るゴドヴィクが上から首相撲に来るもTigerが投げ飛ばすが、徐々に首相撲の主導権をゴドヴィクが握り、Tigerは真っ直ぐ立たされヒザをボディに受けてしまう。2R、Tigerは左ミドルを返しボディにダメージを与えるが、リーチのあるゴドヴィクの左右ストレートをもらい後退。

 3R、Tigerは左右ローを繰り出すも、ゴドヴィクのヒザ連打でダウン寸前まで追い込まるが最後まで踏んばり判定へ。左右のストレートと首相撲で主導権を握ったゴドヴィクが判定勝利。


ムラタ(上)はグラウンドポジションを取るもミンジョンの下からの攻撃に翻弄される

 ミンジョンがムラタをコーナーに詰めヒザ、右ボディを打ち込む。グラウンドでもミンジョンが主導権を握りムラタは思うようなポジションが取れない。2R早々に右ハイキックをもらったムラタがぐらつきミンジョンがコーナーに詰める。ミンジョンがヒザ十字を狙うがムラタはしのぎガードポジションを取るが、ミンジョンは下からムラタの頭部にヒジ、掌底を打ち付ける。

 3Rもスタンド、グラウンドともにミンジョンに一枚上をいかれながらも両者フィニッシュまで持ち込めず判定へ。終始主導権を握ったミンジョンが判定勝利。


最終ラウンドにサマート(右)はスタンドに持ち込むわずかなチャンスを得たがものにできなかった

 吉野が低空タックルからサイドポジションをとりボディへパウンド。サマートが立っても、柔道三段の吉野が払い腰で倒し逃れらない。2Rも早々に大外刈りでグラウンドに持ち込んだ吉野はボディにパンチを落とす。

 3Rも大内刈りでグラウンドに持ち込むが決め手がない。ラスト1分でサマートがスタンディングからの打撃に持ち込むが、危険を感じた吉野がタックルで抑え込みそのまま試合終了。大きな盛り上がりこそないものの、主導権を握り続けた吉野が判定勝利。

OWS連勝を懸けたSARAMI(左)だったが一歩及ばず判定負け

 近距離でパンチの交換をする両者。右ストレートを当てるのはキム。SARAMIがキムの右足にタックルを仕掛けテイクダウン。立ちたがるキムを抑え上からパンチを落とす。2R、SARAMIの内股をこらえたキムがバックを取る。後半は打撃の応酬になり、SARAMIは左目を腫らし、キムは鼻血を流す。

 最終ラウンドもパンチの応酬となるが、キムは左リードジャブで優位に立ち右フックを当て続ける。SARAMIも単発でパンチを当て返すがポイントにはつながらず、最終ラウンドの主導権を握ったキムが判定勝利を収めた。


パワフルなネルギ(左)が修斗世界ランカーの長田の首をとらえフロントチョークで一本

▼第8試合 ライト級(77.1kg)5分3R
●長田拓也(日本/MMA&BJJ BLOWS)
一本 1R ※フロントチョーク
○オットゴンバタル・ネルギ(モンゴル)


格闘代理戦争で名を上げた椿(右)はラーを圧倒し勝利

▼第7試合 フェザー級(70.3kg)5分3R
○椿 飛鳥(日本/トライデントジム)
TKO 2R ※グラウンドパンチ→レフェリーストップ
●ロン・ラー(カンボジア)

 椿は2017年全日本アマ修斗優勝。AbemaTV 『格闘代理戦争2nd シーズン』に出場し、青木真也との“師弟コンビ”で人気を博した。昨年10月の「ONE Warrior Series3」に出場したが一本負け。本戦契約を逃したが、再度 Warrior Seriesに挑戦しチャンスをうかがう。

 椿が飛び込みながらの右ストレートをヒット、ラーはカウンター狙いだが、椿が距離を保ち深入りしない。2Rは椿からタックルを仕掛けグラウンドへ。マウントポジションを取り、グラウンドパンチ、ヒジを叩き落としレフェリーストップを呼び込んだ。

▶︎次ページは3試合から6試合の戦い

山下(左)はテイクダウンから三角締めを鮮やかに極められ一本負け

▼第6試合 ライト級(77.1kg)5分3R
●山下竜一(日本/BRAVE)
一本 1R ※三角締め
○アハメド・ファエズ・イージイ・アヌア(ブルネイ)


下川(左)からラッシュ(右)が3ダウンを奪いTKO

▼第5試合 キックボクシング 77.1kg契約 3分3R
●下川晃毅(日本/晃哲會 下川道場)
TKO 2R ※3ノックダウン
○シェーン・ラッシュ(米国)


ONE参戦中の鈴木隼人を夫に持つ鈴木(右)が腕ひしぎ十字固めで一本勝ち

▼第4試合 女子アトム級(52.2kg)5分3R
○鈴木祐子(日本/BRAVE GYM)
一本 1R ※腕ひしぎ十字固め
●エディラー・ヨハニー(マレーシア)


寝る島村(下)を櫻井(上)が攻めあぐねて動きのない展開に

▼第3試合 フェザー級(70.3kg)5分3R
○櫻井裕康(日本/NEVER QUIT)
判定2-1
●島村直希(日本/OOTA DOJO)

▶︎次ページは「恋する週末ホームステイ」に出演の有井渚海がTKO勝利

プロ2戦目の有井(右)が多彩なパンチでTKO勝利

ONE
『ONE Warrior Series(OWS)8.日本VS世界』(5P目)
2019年10月5日(土)東京・ベルサール渋谷ガーデン

▼第2試合 キックボクシング 55kg契約 3分3R
○有井渚海(ありい・しょあ/日本/及川道場)
TKO 3R
●レイ(マレーシア)

 有井はインターネットテレビ局 AbemaTVの人気恋愛バラエティ「恋する週末ホームステイ」に出演したルックス良しの人気者。今年7月の『RISE WORLD SERIES2019』でプロデビューし勝利を収めており、今回がプロ2戦目。

 有井が軽快なフットワークとタイミングのいい左フックで主導権を握る。1Rに左ボディでダウンを奪い、その後も上下にパンチを散らし圧倒。3Rに手が出なくなったレイにパンチを浴びせたところでレフェリーがストップした。


基山(左)がリードを奪いホリックに勝利

▼第1試合 キックボクシング ストロー級(56.7kg)3分3R
○基山幹太(日本/Kick Lab)
判定
●チェプ・ホリック(インドネシア)