敏腕SDモンチ氏が就任して以来、世界でも屈指のサッカークラブに成長したセビージャ。今週末にはバルセロナとのビッグマッチを迎える。
近年多くのスター選手を育て上げてきたクラブの一つであり、高く売るだけでなく真に実力がある選手を供給してきたことでも知られる。
今回は「セビージャが育成した旬のスター」たちを5名特集してみよう。
ダニ・アウヴェス
バルセロナで長く活躍した印象が強いダニ・アウヴェス。攻撃面で様々なサポートをする新世代のサイドバック像を作り上げた選手でもある。
彼が欧州で初めて所属したクラブはセビージャ。南米ユース選手権での活躍から19歳でスペインに引き抜かれ、若くしてレギュラーに定着した。2度のUEFAカップ優勝に貢献している。
アドリアーノ・コヘイア
ダニ・アウヴェスと全く同じキャリアを歩んだブラジル代表サイドバック。他にも様々なポジションをこなすことができ、バルセロナでもユーティリティな存在として重宝された。
セビージャには2005年から2010年まで所属。157試合に出場し、これまたダニ・アウヴェスと同じくUEFAカップ2回の優勝を経験している。
イヴァン・ラキティッチ
ダニ・アウヴェスやアドリアーノと同じくセビージャ経由でバルセロナにやってきたのがイヴァン・ラキティッチだ。現在はやや立場が悪化しているが、まだピッチ上でのパフォーマンスに衰えは見られない。
バーゼルでデビューしてまもなくシャルケ04に引き抜かれ、ドイツ・ブンデスリーガで活躍。2011年に150万ユーロでセビージャに加入すると、キャプテンも務めるなど中心的な選手として存在感を見せた。
セルヒオ・ラモス
現在はまるでレアル・マドリーの魂を体現する存在であるかのようになっているが、実はセビージャの下部組織出身であるセルヒオ・ラモス。
8歳から所属したセビージャで2シーズンプレーしたあと、2005年にレアル・マドリーへ移籍していった。当時は右サイドバックとして攻守に貢献していたが、後にセンターバックで大ブレイクしている。
ディエゴ・シメオネ
アトレティコ・マドリーを戦う集団に生まれ変わらせたディエゴ・シメオネ監督。アルゼンチン出身の彼は20歳でイタリアに渡り、ピサというクラブでプレーした。